一般質問2024年12月17日令和6年 12月定例会議
学校跡地・ごみ処分場・道路安全を問う
山口 恒 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
まちづくり・交通環境防災・安全
まとめ
山口議員は、恩師である地域の自治会長の思いを受け継ぎ、もえぎ台小学校の跡地利用、ごみの最終処分場問題、街路樹や道路の安全対策について質問した。市は、跡地活用の考え方を今年度中に示すこと、ごみの資源化を進める検討をすること、街路樹や道路標示を状況に応じて補修することなどを答えたが、多くは「検討する」という段階にとどまった。
質問と答え
1. もえぎ台小学校跡地利用
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 地域から出た道の駅やまちの駅などの提案にどう取り組んできたか、また青葉小学校の事例に比べて地域との対話を始める時期が遅いのではないかと問いただした。
- 市の答え
- 懇談会やまちづくり会議で説明を重ねてきており、青葉小学校での知見を生かしながら、今年度中に市としての活用の考え方を示すと答えた。
2. 一般廃棄物最終処分場の埋立てゼロ
環境検討・研究する- 議員の質問
- 多摩地区のように埋立てゼロを実現できないか、また焼却灰からの金属回収や溶融スラグの利用拡大で埋立量を減らせないかを問うた。
- 市の答え
- 再資源化の試験を進めているが費用や災害リスクの課題があり調査研究を続ける、金属回収設備の改良を検討中、溶融スラグはコンクリート用規格取得を準備中と答えた。
3. 麻溝地区への地域振興策
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 次期処分場が麻溝地区になった場合の地域振興として、県道52号の4車線化の早期実施やバス便の充実、入札不調の対策を求めた。
- 市の答え
- 立体交差化工事は進行中、バス事業者は運転手不足で増便は難しいが要望は伝える、入札不調は要因分析と業界との意見交換を進めると答えた。
4. ごみ減量化の市民周知
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 最終処分場の問題を麻溝・津久井地区だけでなく全市民の問題として、SNSなど発信力を高めて周知すべきだと求めた。
- 市の答え
- これまでのイベントや出前講座に加え、今後はSNSなど届きにくい層にも伝わる方法を検討すると答えた。
5. 街路樹の維持管理
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 倒木事故を踏まえ、剪定周期や巨木化による管理の遅れ、落ち葉などの日常管理の実態と対応を問うた。
- 市の答え
- 原則年1回剪定しているが巨木化で剪定量が増える課題があり、維持管理の課題を整理して効率的に対応すると答えた。
6. 通学路の路面標示補修
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 外側線やグリーンベルトなど路面標示の劣化が目立ち、県が管理する横断歩道等との補修のずれもあるため、県との連携を求めた。
- 市の答え
- 県警察と連絡調整会議で情報共有しながら補修しており、今後も連携して適時適切に対応すると答えた。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
鉄・アルミの回収量や溶融スラグの生産量、街路樹の本数など具体的な数字を多く示し、他都市事例も挙げている点は評価できる。一方で、県道の早期完成や街路樹・道路の維持管理について「もっと予算をつけるべき」と財源を示さずに要望している点があり、費用対効果の面では改善の余地がある。答弁も多くが「検討する」「考え方を示す」止まりだった。
良かった点
- 金属回収量(年間約1000トン)や溶融スラグ生産量(年間約6500トン)、街路樹本数(高木約1万1000本)など具体的な数字を多数示して質問している
- 体育館の一般開放継続、PFI方式での施設活用、溶融スラグの用途拡大、SNSでの周知強化、工事の集約・平準化による入札不調対策など、具体的な代替案を複数提示している
- 学校跡地利用・ごみ処分場・道路安全という、地域住民の暮らしに直結するテーマを取り上げている
改善できる点
- 県道52号の4車線化や街路樹・路面標示の維持管理について「もっと予算をつけるべき」と繰り返し求めているが、財源をどこから生み出すかには触れていない
- 一般廃棄物処分場の埋立てゼロについても、多摩地区の事例を挙げつつ本市での実現可能性やコストの検討が答弁側の『調査研究』止まりで、質問者からも財源面の突っ込みが少ない
- もえぎ台小学校跡地の活用方法について、地域の提案(道の駅、まちの駅等)の費用対効果や実現可能性を深く検討した形跡が少ない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた