一般質問2024年12月16日令和6年 12月定例会議
契約上限・学校プール・ごみ出し支援を問う
萩生田 康治 議員(自由民主党相模原市議団)
行財政・市役所改革経済・産業子育て・教育防災・安全医療・福祉環境
まとめ
萩生田議員は、①市が入札なしで決められる物品購入・修繕の上限額が古いままで業者や職員の負担になっていること、②老朽化した小学校プールを外部施設に切り替える取り組みと校舎の危険な修繕を早く行う体制、③高齢者のごみ出しを手伝う「ふれあい収集」を来年度から試験的に始めることについて、市の考えや進め方を質問した。市は、入札の公平性を保つため上限額の見直しは慎重に考えるとし、プールの外部活用は続けると答え、ごみ出し支援は来年度の試験事業で検証していくと答えた。
質問と答え
1. 随意契約・修繕契約の上限額
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 物価上昇や事務負担を踏まえ、物品購入(10万円)や修繕(30万円)の入札なしで決められる上限額を引き上げるべきだと提案した。
- 市の答え
- 入札の公平性・競争性を重視し、国の動向や社会情勢を見ながら慎重に検討する必要があると答えた。
2. 市内企業の受注機会確保
経済・産業検討・研究する- 議員の質問
- 職員数が増える場合に備え、入札情報の事前周知や余裕ある納期などで市内企業の受注機会を広げ、職員の負担も抑えるよう求めた。
- 市の答え
- 中小企業応援条例に基づき市内事業者への発注機会拡大と計画的な発注に努めると答えた。
3. 水泳授業と学校外プール活用
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 老朽化した学校プールの代わりに、屋内の学校外プールを活用する取り組みをさらに進めるべきだと提案した。
- 市の答え
- 学校外プールを積極的に活用し、水泳授業を継続していくと答えた。
4. 老朽化プールの解体と校庭確保
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 校庭が狭い淵野辺小学校などで、使わなくなった古いプールを解体して校庭として活用すべきだと提案した。
- 市の答え
- 校庭確保の課題も踏まえ、関係機関と調整しながらプールの扱いを検討すると答えた。
5. 学校施設の危険箇所修繕体制
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 大野北中学校でコンクリート片が崩落した事例を挙げ、児童生徒の安全のため迅速な緊急修繕体制を整えるべきだと求めた。
- 市の答え
- 老朽化で修繕箇所が一斉に増え速やかに対応できないケースもあるため、効果的・効率的な体制づくりを検討すると答えた。
6. 高齢者ごみ出し支援(ふれあい収集)
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 来年度始まる試験事業について、早期の全市展開や対象者の基準、周知・見守り体制の充実を求めた。
- 市の答え
- 試験事業で収集方法や人員・車両などを検証し、効果的で持続可能な実施体制を検討していくと答えた。
7. 民間ごみ収集事業者の経営安定
環境検討・研究する- 議員の質問
- ごみ収集を担う民間事業者の従業員の賃金が低く離職の懸念があるとして、安定した収集体制維持のための市の対応を求めた。
- 市の答え
- 労務費等の適正な価格転嫁などを踏まえ、安定的な収集体制の維持に努めると答えた。
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
CPIや最低賃金、契約件数などの具体的な数字を多く示し、プール外部化による財政効果(20年で約84億円)も明示した点で根拠と費用対効果への意識は高い。一方、答弁の多くが「慎重に検討する」「検討を進める」にとどまり、具体的な前進は限定的だった。
良かった点
- CPIや最低賃金の変化、契約件数・落札率など具体的な数字を示して現状の課題を説明した
- 老朽化したプールを学校外施設へ移行した場合の財政効果(20年で約84億円)を示し、費用対効果を踏まえた提案をした
- 他市の先例(谷口小学校のプール解体)や九都県市首脳会議の要望内容を引用し、根拠のある主張を展開した
改善できる点
- ふれあい収集の「全市展開」を求めたが、特別交付税で経費の2分の1が措置される点以外に、残り半分や拡大後の財源をどう確保するかは示されなかった
- 随意契約の上限額引き上げについて、職員の事務負担軽減という効果は述べたが、引き上げによる具体的なコスト削減額や不正防止策などの裏付けは示されなかった
- 多くの項目で市側の答弁が「検討する」段階にとどまったが、具体的な期限や次のステップを求める再質問には至らなかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え4.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた