一般質問2026年6月30日令和8年 6月定例会議
駅バリアフリーと子供の居場所、ロボット政策を問う
須田 毅 議員(自由民主党相模原市議団)
まちづくり・交通子育て・教育経済・産業医療・福祉
まとめ
須田議員は、相模大野駅北口のペデストリアンデッキに雨よけの屋根がない問題、減り続ける「子どもの広場」の今後、ロボット産業や介護ロボットへの支援、橋本駅南口の再開発について質問しました。市は、屋根の設置や公園化は検討を続けると答え、ロボットや介護への補助は現在の取り組みを説明し、橋本駅南口は地下空間を含め今年度調査すると答えました。
質問と答え
1. 駅デッキの雨よけ屋根
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 相模大野駅北口のデッキで、コリドー街側のエレベーターから駅までの通路に雨よけの屋根がなく、車椅子利用者らが困っている。屋根を設置してほしい。
- 市の答え
- 今進めている修繕工事の状況を見ながら、屋根の設置に向けて検討していく必要がある。
2. 子どもの広場の街区公園化
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 借地のため地権者の都合で廃止される子どもの広場を、市が買い取って街区公園にしてほしい。特に若沼第一子どもの広場について進めてほしい。
- 市の答え
- 周辺の公園の配置状況や役割を整理しながら、庁内で検討を進めている。
3. 子どもの広場の減少と位置づけ
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 子どもの広場の数が年々減っている(78→73→69か所)。身近な遊び場としての位置づけや今後の確保策をどう考えるか。
- 市の答え
- 子どもの心と体を育む大切な居場所と考えており、整備費補助や保険加入支援などで自治会の運営を引き続きサポートする。
4. ロボット産業の推進
経済・産業前向きな答弁- 議員の質問
- AIとロボットの融合が世界で進む中、市として最新の動きを踏まえてロボット産業の成長にどう取り組むか。
- 市の答え
- 有識者を招いたフォーラムの開催や、AIを使うロボット導入への補助金上限を通常の2倍にするなどの支援を行っている。
5. ロボットフレンドリーの普及
経済・産業前向きな答弁- 議員の質問
- 市役所だけでなく民間施設にもロボット導入を広げるため、具体的にどう支援するか。
- 市の答え
- ロボット導入の課題分析や運用ルール整備を専門業者が支援する新事業を実施する。
6. 介護ロボット・ICT導入支援
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 介護現場の人手不足解消のため、ロボットやICT導入の実績と、まだ導入していない施設への今後の対応は。
- 市の答え
- 過去4年で24施設に約6億8000万円を補助。業務支援システムやネットワーク整備も進み、今後は企業とのマッチングや計画的な導入支援を行う。
7. 橋本駅南口のまちづくりと地下空間
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 橋本駅南口でどのような機能やにぎわいをつくるのか、また地下空間を活用した魅力づくりをどう検討するか。
- 市の答え
- 業務・研究開発・商業などの機能集積を目指し用途地域変更などの手続きを進める。地下空間を含めて機能配置や費用対効果を今年度調査する。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
図や具体的な数字(設置数の推移78→73→69、介護ロボット補助24施設・約6.8億円)を示す場面があり分かりやすいが、公園の買収や補助拡充など支出を伴う要望で財源の説明がなく、答弁の多くが「検討する」止まりだった点を重視し、費用対効果と成果の評価を抑えた。
良かった点
- 相模大野駅のペデストリアンデッキについて図面を示しながら具体的に問題点を説明した
- 子どもの広場の設置数の減少を具体的な数字で示して問題提起した
- 介護ロボットの地元企業とのマッチングなど、次につながる具体的な提案をした
改善できる点
- 子どもの広場の買収・街区公園化や補助拡充を求めたが、財源をどこから出すかの説明がなかった
- 多くの項目で答弁が「検討する」段階にとどまり、具体的な約束には至らなかった
- ロボット政策の根拠が6年前の中国出張での個人的な体験談にとどまり、市内のデータや他都市比較が少なかった
- 具体性・根拠3.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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