一般質問2025年3月21日令和7年 3月定例会議
農業支援・生成AI・民主主義・都市間連携を問う
阿部 善博 議員(自由民主党相模原市議団)
農林・中山間地域行財政・市役所改革人権・市民活動まちづくり・交通
まとめ
議員は、農業の担い手不足や農作物盗難、直売所支援、学校給食での地場産利用拡大、生成AIの市役所・学校・産業での活用、投票率向上や主権者教育、町田市など近隣市との道路・連携強化について質問しました。市は新しいビジョン策定やDX推進課の新設などを説明しましたが、多くの項目は「検討・研究する」という答弁にとどまりました。
質問と答え
1. 農業支援と地産地消
農林・中山間地域検討・研究する- 議員の質問
- 食料・農業・農村基本法の改正を受けた本市農業の方向性、農作物の盗難対策、直売所の支援、残留農薬検査で生産者が無償提供する負担、学校給食での地場産利用拡大、ふるさと納税での農産物PRについて問いました。
- 市の答え
- 市は新たな都市農業振興ビジョンの策定や、盗難多発地域での看板設置・パトロール強化、直売所運営者との負担軽減の検討、学校給食での地場産拡大の協議などを進めると答えました。
2. 生成AIの活用とDX推進体制
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- NECとの協定による成果、市内企業への生成AI支援、学校間・教職員間の活用格差、コスト削減など数値目標を入れた活用計画の必要性、専門人材不足への対策、統括的な役職設置の必要性について問いました。
- 市の答え
- 市は研修実施や生成AI研究会の立ち上げなどの取組を説明し、本年4月からDX推進課を市長公室長直下に新設すると答えました。数値目標入りの計画は今後の検討課題とされました。
3. 主権者教育と投票率向上
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- 本市の投票率の推移、中学生向けのジュニアハイスクール議会の評価と支援、親子連れ投票や点字投票の状況、デジタル時代のフェイクニュースや中傷への対策について問いました。
- 市の答え
- 市は投票率が長期的に低下傾向にあることを説明し、ジュニアハイスクール議会への支援継続、親子連れ投票の呼びかけ、ネットリテラシー啓発やセキュリティー対策の強化を進めると答えました。
4. 八王子・町田市との広域連携と道路整備
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 八王子市・町田市との広域連携事業(絹の道都市間連携研究会)の進捗や町田市と接続する道路・橋の整備状況、交通インフラ連携による渋滞解消の可能性について問いました。
- 市の答え
- 市は3市での企業連携などの調査研究内容を説明し、町田市と接続する13路線のうち7路線が整備済み、橋梁は一部完成し残り3橋は協議中であることを答えました。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
農業・AI・民主主義・都市間連携と幅広いテーマで、農家戸数や投票率の変遷、他市(奥州市・大阪市・神戸市・町田市)の事例など具体的な根拠を示した点は評価できる。一方、直売所補助や出荷奨励金拡充などの要望で財源への言及がほとんどなく、答弁も多くが「検討・研究する」にとどまった。
良かった点
- 農家戸数の減少率や投票率の歴史的推移、検査検体数など具体的な数字を多数示している
- 奥州市の震災時の取組や大阪市・神戸市のAI活用事例、町田市議会の答弁など他自治体の実例を引用して議論を深めている
- 生産者や保護者など現場の声を具体的に紹介し、課題を伝えている
改善できる点
- 大型直売所のロイヤリティー補助や出荷奨励金の拡充を求める場面で、財源や既存事業の見直しについて触れていない
- 多くの項目が「検討・研究する」という答弁で終わり、具体的な期限や数値目標を引き出せていない
- 農地の荒廃対策など、要望だけでなく市側の負担も考慮した具体的な代替案の提示が少ない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた