一般質問2025年3月19日令和7年 3月定例会議
動物愛護・防災DX・移動支援・学校図書館を問う
岡本 浩三 議員(公明党相模原市議団)
環境防災・安全まちづくり・交通子育て・教育
まとめ
動物に優しいまちづくり、災害時の避難支援のデジタル化、お年寄りなどの移動支援、学校図書館の充実について質問した。市は殺処分ゼロの継続や防災システムの活用、図書購入費の大幅増額など一部前向きな答えをしたが、動物愛護センターの具体像や公園での猫対応、移動支援の拡充は今後検討という答えが多かった。
質問と答え
1. 動物愛護の取組
環境検討・研究する- 議員の質問
- 殺処分ゼロの取組内容、多頭飼育崩壊への対応、ペットショップへの指導、動物愛護センターの構想、公園での地域猫活動のルール化、ペットとの同伴避難について質した。
- 市の答え
- 殺処分ゼロは譲渡活動などで維持。多頭飼育崩壊は約80頭を譲渡済み。センターは懇話会で検討中。公園の猫対応は課題整理中。同伴避難は現時点では困難と回答した。
2. 防災DXと避難行動要支援者
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 避難所運営や被災者情報のデジタル化、他都市・国との連携、避難行動要支援者の人数や個別避難計画の進み具合、新システムの機能について質した。
- 市の答え
- 被災者生活再建支援システムは既に導入済み。要支援者は約1万8千人、個別避難計画は131人分策定済みで、令和7年度末までに優先対象者の計画作成を目指すと回答した。
3. 交通不便地域と移動支援
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 交通不便地域の見直し、AIを使った乗合タクシーなどの導入、高齢者向け移動支援の成果と担い手不足への対策、部局を超えた取組を求めた。
- 市の答え
- 令和7年度にAIを使った乗合タクシーの実証実験を実施予定。地域おでかけサポート事業は15団体が活動中で、担い手の周知方法や部局横断的な検討を進めると回答した。
4. 学校図書館の充実
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 学校図書標準の達成状況と予算、蔵書の廃棄基準、学習支援機能の強化、複数年の購入計画、図書館と学校の連携拡大について質した。
- 市の答え
- 令和7年度の図書購入費を76%増の約4594万円に増額。廃棄基準は全国基準に基づき各校で実施。複数年計画の策定は予定していないと回答した。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他都市の事例や具体的数字を多く挙げ、代替案も豊富に示している点は評価できるが、動物愛護センター整備や図書購入費増額、移動支援拡充など費用を伴う提案について、財源や優先順位の見直しにはほとんど触れていない。答弁は予算増額など前向きな部分もあるが、多くは「検討」「課題整理」にとどまる。
良かった点
- 大阪市・桑名市・柏市など他都市の具体的な事例を挙げ、根拠を示しながら質問している
- AI活用型オンデマンド交通、まち猫制度、図書館カルテなど、単なる批判ではなく具体的な代替案を多数提示している
- 動物愛護・防災・交通・教育という市民生活に密接なテーマを幅広く取り上げている
改善できる点
- 動物愛護センターの整備や学校図書購入費の増額、移動支援の拡充など、支出を伴う要望が多いが、財源をどこから確保するかについての言及がほとんどない
- 多くの項目が「検討する」「課題整理に努める」という答弁にとどまり、具体的な約束を引き出せていない項目が多い
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた