一般質問2026年6月30日令和8年 6月定例会議
学校電気設備・住宅防音・給食調達を問う質問
鈴木 秀成 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
防災・安全その他子育て・教育行財政・市役所改革農林・中山間地域
まとめ
学校の電気設備の点検体制や将来の人材不足、厚木飛行場周辺の住宅防音工事(国費で数百万円規模の補助、対象世帯約1.8万のうち申請は2割)の周知強化、学校給食の食材調達の公平性・透明性や地産地消について質問。市は点検は実施済みだが将来の体制維持は困難と認め、防音工事は周知を強化すると答弁。給食調達は現行の仕組みを説明し、電子化などの改善は調査研究にとどまった。
質問と答え
1. 学校電気設備の保安体制
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 学校の電気設備の月次・年次点検が確実に行われているか、将来の電気主任技術者不足やスマート保安(センサー等による遠隔監視)導入の可能性を問うた。
- 市の答え
- 点検業者の交代があったが年度内に点検は完了した。将来的に現在の体制維持が難しくなる可能性を認めつつ、スマート保安は費用面の懸念から調査研究にとどめると答えた。
2. 厚木飛行場周辺の住宅防音工事
その他前向きな答弁- 議員の質問
- 対象区域見直しで新たに約1.8万世帯が国費補助(防音工事)の対象となるが、申請期限(令和9年9月末)があるのに申請は2割程度にとどまっており、周知強化を求めた。
- 市の答え
- 広報・市ホームページに加え、国と連携し地域の回覧など周知を強化していくと答えた。
3. 給食食材調達方式の経緯
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 現在の見積り合わせ方式がどのような経緯・目的で導入されたのか説明を求めた。
- 市の答え
- 給食費の公会計化に伴い市の予算で食材を調達することになったため、法令に基づき見積り合わせを実施していると説明した。
4. 給食食材の品質確保
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 価格競争による品質低下を懸念し、価格以外にどのような基準で食材の品質を確保しているか問うた。
- 市の答え
- 鮮度や大きさなど規格書の基準を満たした食材の中から価格で事業者を決定していると説明した。
5. 給食調達の公平性・透明性
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 学校側が締切直前に特定業者へ最低価格を伝える疑念がないか確認し、神戸市の例を挙げて見積手続の電子化を提案した。
- 市の答え
- 二重封筒・同時開封などのルールで公平性を確保していると説明し、電子化は食材の安定調達への影響を検証する必要があるとして慎重な姿勢を示した。
6. 給食の地産地消と地域経済
農林・中山間地域現状の説明のみ- 議員の質問
- 学校給食での地産地消の位置づけと、市内・市外業者の受注割合、今後の地元農産物活用の考え方を問うた。
- 市の答え
- 食育の一環で地場農産物を活用しており、野菜の受注割合は市内事業者が86%、市外が14%と説明した。
質問の評価
3.8良い質問5点満点(5つの基準の平均)
対象世帯数や受注割合、設備更新費用など具体的な数字、神戸市の電子化事例を示して質問し、長期契約によるコスト削減など費用対効果も意識した提案を行った点は評価できる。一方、答弁の多くは「調査研究」にとどまり、給食調達の電子化や格上げ要求は拒否されるなど、具体的な制度改善の約束までは引き出せていない。
良かった点
- 対象世帯数(約1.8万)、申請率(約20%)、登録業者数(85社)、市内受注割合(86%)など具体的な数字を根拠に質問している
- 神戸市の電子化事例を挙げ、給食調達の透明性向上という具体的な改善策を提案している
- スマート保安導入について、長期契約により人件費・歳出を削減できるという費用対効果の視点を示している
改善できる点
- スマート保安や見積電子化の初期費用について、具体的な投資回収試算や財源案までは示されておらず、提案が「要望」段階にとどまっている
- 住宅防音工事の周知強化(回覧活用等)について、実施体制や想定コストへの言及がない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え4.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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