一般質問2025年3月19日令和7年 3月定例会議
景観配慮のまちづくりと選挙環境整備を問う
まちづくり・交通行財政・市役所改革子育て・教育文化・スポーツ
まとめ
折笠議員は、まちの景観を守るルールと政治活動用ポスターの規制、誰もが投票しやすい環境(期日前投票所の増設、バリアフリー、電子投票・移動式投票所の可能性)、南市民ホールの跡地活用や南区合同庁舎の改修、県道の整備について質問した。市は景観重点地区の候補地を示し、投票日前日の期日前投票所開設や投票支援カード導入を検討する一方、電子投票や移動式投票所は現時点では難しいと答えた。南市民ホールの跡地活用方針は令和7年度中に示す予定とされた。
質問と答え
1. 景観まちづくりとポスター規制
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 市が目指す景観まちづくりの方向性や重点地区の候補、政治活動用ポスターが景観に与える影響への対応を問うた。
- 市の答え
- 景観計画に基づき橋本駅周辺など複数地区を重点地区の候補とし、ポスターは屋外広告物条例で表示面積等を規制しているが、選挙運動期間中は適用除外で、分かりやすい周知に努めるとした。
2. 期日前投票所とバリアフリー対応
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- 大型商業施設や大学への期日前投票所設置、開設時間の延長、高齢者・障害者向けの投票支援カード導入の内容について問うた。
- 市の答え
- 大型商業施設での開設や投票日前日の開設を検討し、投票支援カードには付添いの有無や記入方法などを記載する予定とした。
3. 移動式投票所・電子投票の可能性
行財政・市役所改革否定的な答弁- 議員の質問
- 交通不便地域向けの移動式投票所や、四條畷市の事例を踏まえた電子投票の導入可能性について問うた。
- 市の答え
- 移動式投票所はシステムのセキュリティ上現状は困難、電子投票は市負担約1億円など費用が高く人員も増えるため現時点では導入は困難とし、他都市事例の研究を続けるとした。
4. 若年層の投票率向上策
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 出前授業の拡大規模や、親子連れ投票を推奨する具体的な方法について問うた。
- 市の答え
- できるだけ多くの学校で出前授業を行い、親子連れ投票をSNSやホームページで周知していくとした。
5. 南市民ホール跡地と合同庁舎改修
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 南市民ホール跡地活用の基本構想の進捗、市民意見の反映方法、大野南公民館の移転、改修費用や民間活力の活用可能性について問うた。
- 市の答え
- 基本構想は令和7年度中の策定を目指し、区民会議やアンケートで意見を集めたと説明。公民館配置や事業費、民間活力は今後の基本計画策定の中で検討するとした。
6. 県道51号町田厚木の整備
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 南区合同庁舎前の優先整備区間の進捗状況や事業推進上の課題、実施可能な対策について問うた。
- 市の答え
- 用地の一部未取得や関係事業者との調整に時間を要しているとし、用地取得済みの場所から簡易的な歩道舗装を検討するとした。
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他都市の事例や四條畷市の費用データ、要介護者の統計などを示し根拠を伴う質問が多く、投票支援カードや跡地の収益事業提案など建設的な意見も見られた。一方、電子投票以外では財源への言及が薄い項目もあり、成果も「検討・研究」止まりが目立つ。
良かった点
- 四條畷市の事業費約2億円(市負担約1億円)や要介護者の統計など、具体的な数字を根拠に質問を組み立てている
- 投票支援カードの内容提案や、南市民ホール跡地での貸会議室・商業テナント誘致といった収益事業の提案など、建設的な意見を示している
- 景観、選挙環境、文化施設、道路整備と、市民の暮らしに直結する幅広いテーマを取り上げている
改善できる点
- 郵便投票の対象緩和要望や親子連れ投票の推奨など、財源や実施コストへの言及がない要望項目がある
- 移動式投票所や電子投票については「研究する」止まりで、具体的な導入時期や代替策まで踏み込めていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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