一般質問2025年3月18日令和7年 3月定例会議
学力・通学費・交通安全・消防団を問う
小林 たかみち 議員(無所属)
子育て・教育農林・中山間地域防災・安全
まとめ
子供の学力差解消、中山間地域の通学費負担、運転免許更新のキャッシュレス化で困っている交通安全協会への支援、消防団のデジタル化と出動人員のルールについて質問しました。市は学力は全国平均並みになったと説明し、通学費助成は地域を限定すると不公平になるとして慎重な姿勢、交通安全協会は個別に相談していく、消防団の点検整備の人数は団員の意見を聞いて見直しを検討すると答えました。
質問と答え
1. 学力差の解消と学習支援
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 市内の子供たちの学力差を把握し、児童クラブでの学習支援や放課後の学びの場を充実させるべきではないかと問いました。
- 市の答え
- 学力調査の分析で実態を把握し学習支援員を配置している、児童クラブでは学習の見守りを行っている、放課後補習の事例を広めていくと答えました。
2. 中山間地域の通学費助成
農林・中山間地域現状の説明のみ- 議員の質問
- 中山間地域の高校生世代の通学費負担が子育て世帯の流出につながっているとして、実態調査や近隣自治体のような助成制度の創設を求めました。
- 市の答え
- 市として通学費の独自調査は行っていない、地域を限定した助成は公平性に課題があるとしつつ、支援のあり方は他都市の事例を調査しながら検討すると答えました。
3. 交通安全協会への支援
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 運転免許更新のキャッシュレス化で会員勧誘の機会が失われ存続が危ぶまれる交通安全協会について、市の評価と今後の支援策を問いました。
- 市の答え
- 交通安全活動で重要な役割を果たしていると認識しているが、現時点で助成金額の変更は考えておらず、今後は各協会と個別に協議すると答えました。
4. 消防団のデジタル化・Wi-Fi設置
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 消防団員の書類提出の負担が大きいとして、ペーパーレス化の状況と詰所へのWi-Fi設置など通信環境整備の必要性を問いました。
- 市の答え
- 令和7年度に消防団アプリを導入し出動報告書の作成・提出を自動化する予定で、詰所へのWi-Fi設置の必要性は低いと答えました。
5. 消防団の出動人員制限緩和
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 点検整備などで報酬対象の人数と実際に必要な人数に差があり、団員の不公平感につながっているとして、人員制限の緩和を求めました。
- 市の答え
- 現在は点検整備を2名までとしているが、今後団員の意見を聞きながら必要人員の見直しを検討すると答えました。
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
2017年の学力調査順位、助成額の金額、津久井地域の人口1491人、横浜市や愛川町・清川村の事例など具体的な根拠を多く示した点は評価できる。一方で通学費助成や交通安全協会への助成増額など財源を示さない支出要望が目立ち、答弁も「検討する」「個別に協議する」など前進が限定的であった。
良かった点
- 2017年の学力調査結果や中山間地域の人口など具体的な数字を根拠にしている
- 横浜市の放課後学び場事業やWi-Fiルーター活用、愛川町・清川村の通学費助成など他都市の事例を複数示している
- 消防団の点検整備人員について具体例を挙げて説明し、見直し検討の答弁を引き出した
改善できる点
- 中山間地域の通学費助成や交通安全協会への助成金増額を求めているが、財源をどこから確保するかを示していない
- 児童クラブの学習支援拡充についても、費用対効果や実施体制の負担についての言及がない
- 多くの項目で市の答弁が「検討する」「他都市事例を調査する」止まりで、具体的な約束にはつながっていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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