一般質問2026年6月26日令和8年 6月定例会議
大凧屋根活用・リフォーム助成・記念碑・ごみ減量化を問う
山口 恒 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
文化・スポーツ経済・産業環境
まとめ
山口議員は、相模原ギオンスタジアムの大凧型屋根の活用、住宅リフォーム助成制度の創設、相武臺記念碑の保存・公開、ごみの減量化と最終処分場問題について質問しました。市は屋根演出には構造上の課題があるとし、リフォーム助成は実施しない考えを示しましたが、ごみの戸別収集についてはモデル地区での検証も有効な手法だと答えました。
質問と答え
1. 大凧型屋根の活用
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- スタジアムの大凧型屋根に文字やプロジェクションマッピングを活用し、相模原らしさやチーム応援につなげられないか問いました。
- 市の答え
- 機運を高めることは大事だが、屋根の形状や構造上、文字や映像を映すのは難しいという課題があると答えました。
2. リフォーム助成制度
経済・産業否定的な答弁- 議員の質問
- 物価高騰で苦しい市内建設業者を支え、市民の光熱費も減らせる遮熱・断熱リフォームの助成制度を市独自に作るべきだと求めました。
- 市の答え
- 現時点で市独自の新たな助成は行わず、国の補助制度の周知に力を入れていくと答えました。
3. 相武臺記念碑の保存・公開
文化・スポーツ現状の説明のみ- 議員の質問
- 米軍基地内にある歴史的な記念碑を将来的に日本側へ返還・移設し、市民が見られるようにできないか問いました。
- 市の答え
- 記念碑は米軍の管理財産であり、取り扱いは米軍の判断次第だとし、市から保存や公開の働きかけをしたことはないと答えました。
4. ごみの減量化と最終処分場
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 麻溝地区への地域振興策の具体化や、ごみの有料化・戸別収集の導入検討状況、今後のごみ行政の方向性を問いました。
- 市の答え
- 有料化で約15%の減量効果が見込め、戸別収集もモデル地区での検証が有効な手法だと認識していると答え、9月に審議会の答申を得る予定だと説明しました。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他都市の数値(有料化による減量率12〜17%等)を挙げるなど根拠は豊富で、モデル地区実証や市民参加型イベントなど建設的な提案も複数あった。一方、リフォーム助成や屋根演出では財源や費用面の検討がほとんど示されず、答弁も「課題がある」「考えていない」など前向きとは言えないものが多かった。
良かった点
- 戸別収集のモデル地区実証実験や市民参加型の一文字募集イベントなど、具体的な次の一手を提案している
- 八王子市・海老名市など近隣自治体の減量効果(12〜17%)や本市独自調査(15%)など数値根拠を示して説得力を高めている
- 麻溝地区の45年以上の負担や相武臺記念碑の歴史的経緯など、地域の文脈を踏まえた質問構成になっている
改善できる点
- 遮熱・断熱リフォーム助成制度の創設を求めているが、財源をどこから出すか、既存事業の見直しなどの財源案を示していない
- スタジアム屋根の演出についても、工事費や運用費などコスト面の議員自身の検討がほとんどなく、市側の「経費の面で課題」という指摘への反論材料がない
- 相武臺記念碑は米軍管理という制約が大きいテーマで、市独自にできる具体的な次の一歩(調査予算の提案など)まで踏み込めていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
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