一般質問2025年3月18日令和7年 3月定例会議
放課後の子供の居場所と学校跡地活用を問う
西田 悠人 議員(自由民主党相模原市議団)
子育て・教育まちづくり・交通文化・スポーツ
まとめ
西田議員は、児童クラブの待機児童問題や放課後子ども教室の拡充、閉校する学校の跡施設の暫定利用(地域利用・撮影ロケ地貸出)、博物館の展示・収蔵庫の課題について質問しました。市は数字を示しつつ、多くの点で「今後検討する」という答弁にとどまりましたが、撮影ロケ地貸出の歳入確保効果や職員の現場訪問強化などは前向きに答えました。
質問と答え
1. 児童クラブ・放課後子ども教室の拡充
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 児童クラブの待機児童(103人)が増える中、全児童対象の放課後子ども教室を拡充できないか。教室確保や保護者ニーズの把握、職員の処遇改善・研修の充実について聞いた。
- 市の答え
- 放課後子ども教室は現状4校のまま、拡充の具体的見込みはまだない。職員給与は1月に改定し応募者が増えた。研修は現場の声を踏まえ次年度考えていく。
2. 学校閉校後の跡施設暫定利用
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 閉校した学校を地域で暫定的に使い続けられないか、また撮影ロケ地として民間に貸し出し稼げないか提案した。
- 市の答え
- 地域の意見を聞きながら法令上の課題を整理して検討する。撮影ロケ地貸出は歳入確保やシティプロモーションの面で有意義と考えている。
3. 青葉小・並木小の跡地活用と再編対応
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 青葉小の複合施設化の説明状況や管理運営方針、並木小の�放置施設の検討状況、通学路変更など再編対応の進み具合を確認した。
- 市の答え
- 青葉小は秋頃に基本計画策定予定で説明会を行う。並木小はまだ公共利用の可能性を調査中。通学路や見守り体制は既に整えて周知した。
4. 博物館の常設展示リニューアルと収蔵庫問題
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 開館30年で手つかずの常設展示の更新や、満床状態の収蔵庫の対策、デジタルアーカイブ活用や「見せる収蔵庫」の視点を取り入れるよう求めた。
- 市の答え
- デジタル技術を使った新たな展示手法を検討する。収蔵庫は市の未利用施設を館外収蔵庫として活用することや、見せる取組も検討していく。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
待機児童数や収蔵庫の資料数など具体的な数字、横浜市や海外美術館の事例を示し根拠を伴う質問をしている。フィルムコミッションでの歳入確保提案は評価できるが、職員処遇改善や博物館整備など支出を伴う要望では財源への言及がなく、答弁も多くが「検討する」段階にとどまった。
良かった点
- 待機児童数や収蔵庫の収蔵点数など具体的な数字、横浜市や海外美術館の事例を根拠に質問を組み立てている
- 閉校校舎の撮影ロケ地貸出による歳入確保や、収益の地域還元の仕組みづくりなど、建設的な提案をしている
- 支援員や保護者から直接聞いた現場の声を基に、研修や情報共有など実務的な改善を求めている
改善できる点
- 職員の処遇改善や放課後子ども教室の拡充、博物館の収蔵庫整備など支出を伴う要望について、財源や既存事業の見直しへの言及がなかった
- 並木小の跡地活用や教室確保の拡充見込みなど、多くの項目で市からは『検討する』という答弁にとどまり、具体的な約束を引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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