一般質問2025年6月27日令和7年 6月定例会議
浸水・防犯・道路など5分野を問う一般質問
岩井 大 議員(日本維新の会相模原市議団)
防災・安全まちづくり・交通環境
まとめ
岩井議員が、境川・鳩川の浸水対策、防犯カメラ補助制度、宮上横山線の信号機設置、街路樹・公園樹木の管理、危機管理局の組織体制について市に質問した。市は河川改修やごみ集積所の仮設確保などを約束したが、防犯カメラの予算増額や樹木管理方針の具体化は「検討する」という答えにとどまった。
質問と答え
1. 境川・鳩川の浸水対策
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 緑区の境川・鳩川周辺で過去5年の浸水被害の実態と原因、改修工事の進捗を尋ねた
- 市の答え
- 県・市町田市が連携して側溝改修などを進め、鳩川の改修は約60%まで進んでいると説明した
2. 防犯カメラ補助制度
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 補助金不足で購入できなかった事例を踏まえ、予算増額や補正予算での対応を求めた
- 市の答え
- 翌年度に優先して対応する仕組みがあり、現時点で補正予算は考えていないが、来年度予算は社会情勢を踏まえて検討すると答えた
3. 宮上横山線の信号機設置
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 開通延期の理由と、通学路にあたる区間で信号機が1基しか設置されない理由を尋ねた
- 市の答え
- 護岸工事の遅れが開通延期の原因で、信号機は近接設置によるドライバーの誤認防止の観点から1基になったと説明した
4. 街路樹・公園樹木の管理
環境検討・研究する- 議員の質問
- 剪定周期などが明確に定められておらず、計画的な管理ができていないのではと指摘し、新たな管理方針の早期策定を求めた
- 市の答え
- 学識経験者の意見も踏まえて新たな管理方針の策定に取り組むと答えた
5. 危機管理局のユニット制
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 2年連続の組織改編と新設されたユニット制の具体的な運用方法を尋ねた
- 市の答え
- ユニット制は被災自治体支援など初動後の対応を想定したもので、災害発生直後は既存体制で対応すると説明した
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
浸水対策・防犯カメラ・道路・樹木・危機管理の5分野で具体的な数字や事例を多数示し、空き地の駐車場転用など建設的な代案も提示した点は評価できる。一方、防犯カメラの予算増額要求では財源への言及がなく、答弁も「検討する」止まりの項目が複数あり、成果面では平均的な水準となった。
良かった点
- 鳩川の改修進捗率60%やイチョウ並木278本、防犯カメラ申請150台など具体的な数字を根拠に質問を組み立てている
- 浸水対策工事用地の空き地を駐車場に活用する他事例を示すなど、財源確保につながる建設的な提案を行っている
- 浸水・防犯・道路・樹木・危機管理という、市民の安全な暮らしに直結する幅広いテーマを取り上げている
改善できる点
- 防犯カメラ補助の予算増額や補正予算を求めたが、どの財源から捻出するかについては触れていない
- 街路樹管理方針の策定を求めたが、具体的な予算規模や策定期限への言及がなく、実現性の検証が不十分
- 危機管理局のユニット制について疑問を示したが、最終的には「検討を要望する」にとどまり、具体的な改善案までは提示していない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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