一般質問2025年6月27日令和7年 6月定例会議
自治会・JAXA・受動喫煙・職員確保を問う
萩生田 康治 議員(自由民主党相模原市議団)
人権・市民活動文化・スポーツ経済・産業子育て・教育医療・福祉行財政・市役所改革
まとめ
萩生田議員は、自治会の加入促進やデジタル化支援、JAXAを生かしたまちのPR、たばこの望まない受動喫煙対策、市職員や教職員が働きやすい環境づくりについて質問しました。市は多くの項目で「検討する」「情報を共有する」と答え、具体的な実施時期や予算までは示されませんでした。
質問と答え
1. 自治会加入の緩やかな促進
人権・市民活動前向きな答弁- 議員の質問
- 自治会加入率43.5%という現状を踏まえ、祭りなどを通じた緩やかなつながりが加入促進に有効か、市長の考えを問うた。
- 市の答え
- 地域行事などによる緩やかなつながりは、主体的に自治会活動へ関わる効果的な方策だと答えた。
2. 自治会活動のデジタル化支援
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- 鹿児島市の補助金事例を挙げ、電子回覧板など自治会DXを支援する補助金創設と、定着までの伴走型支援を求めた。
- 市の答え
- 既存の補助制度や他自治体の例を踏まえ、ニーズや実情の把握に努めると答えた。
3. JAXA応援団の活動
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 今年度発足するJAXA応援団の狙いと、登録後も応援する気持ちを継続させる取組を問うた。
- 市の答え
- キックオフイベントやパブリックビューイング、はやぶさWEEKなどで継続的に応援してもらうと答えた。
4. 宇宙交流拠点づくり
経済・産業前向きな答弁- 議員の質問
- JAXAの研究者を生かし、市を国内外の宇宙交流拠点にする取組を求めた。
- 市の答え
- 研究者を招く講演会を今後も積極的に実施し、県や企業との交流事業を進めると答えた。
5. 体験型宇宙キャンプ
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- JAXAを生かした体験型宇宙キャンプを夏休みなどに本格導入するよう求めた。
- 市の答え
- 子供の学びに有意義な事業として、実施に向けた検討を進めると答えた。
6. 公共施設の受動喫煙対策
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 総務省通知を踏まえ、公共施設での分煙施設整備など望まない受動喫煙への物理的対策を求めたが、市民会館前の喫煙所撤去後の混乱も指摘した。
- 市の答え
- 施設の設置目的等を勘案して検討が必要とし、所管課と情報共有を図ると繰り返し答えた。
7. 職員採用の取組強化
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 定数420名増員に対応するため、メタバース・オフィスなど採用施策の周知強化や体制拡充を求めた。
- 市の答え
- 大学訪問やセミナーに加え、今後メタバース上でイベントを開催し周知に努めると答えた。
8. 職員の外部派遣と人材流出防止
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 他自治体や民間への職員派遣が人材育成や流出防止につながるとして、現在の派遣状況を問うた。
- 市の答え
- 省庁や他自治体、民間企業などに合わせて36名を派遣していると現状を説明した。
9. 教職員の働き方改革
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 学校における働き方改革宣言の経緯や現場の声の反映状況を問い、放課後の留守番電話設定時刻を全市一律にするよう求めた。
- 市の答え
- 若手教員によるプロジェクトの提言を踏まえ、働き方改革推進室を中心に現場の意見を聴きながら取組を進めると答えた。
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
加入率43.5%や他都市事例など根拠は示されているが、自治会DX補助金創設や報奨金増額、宇宙キャンプの予算措置など財源を示さない支出要望が複数あり厳しく見た。受動喫煙対策は繰り返し質問しても「情報共有を図る」止まりで、全体に検討・現状説明が多く成果は限定的だった。
良かった点
- 自治会の緩やかなつながりやDX伴走支援など、現場の声を踏まえた具体的な改善策を複数提示した
- 教職員の働き方改革では留守番電話の全市統一時刻という裁量任せの課題への具体的な解決策を示した
- 自治会・JAXA・受動喫煙・職員確保という幅広いテーマで市民生活や市の将来に関わる質問を行った
改善できる点
- 自治会DX補助金の創設や報奨金増額、宇宙キャンプの予算措置を求めたが、財源をどこから出すかは示されていない
- 望まない受動喫煙対策は同じ質問を重ねても市から具体的な進展を引き出せなかった
- メタバース・オフィスの経費拡充や職員体制強化を求める際、費用対効果の検証については触れられていない
- 具体性・根拠3.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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