一般質問2025年6月26日令和7年 6月定例会議
データセンター誘致やバス・ホール・奨学金を問う
羽生田 学 議員(無所属)
環境まちづくり・交通文化・スポーツ子育て・教育
まとめ
羽生田議員は、麻溝台・新磯野地区にデータセンターを誘致することの環境への影響や、計画を産業用地だけにすることを問いました。また、バス運転手不足を補うため市が自らバスを運行すること、廃止予定の南市民ホールを改修して使い続けること、大学生のための返さなくてよい奨学金の新設を求めました。市は、環境面への助言はするが誘致計画は進め、市営バスは運行せず、ホールも改修せず廃止する方針で、奨学金の新設も考えていないと答えました。
質問と答え
1. データセンター誘致
環境検討・研究する- 議員の質問
- データセンターは電力を膨大に使うため、省エネ・脱炭素を目指す相模原市に誘致することは問題ではないかと問うた。
- 市の答え
- 事業者に対し、再生可能エネルギーの活用や緑化など環境に配慮した取り組みを助言していくと述べた。
2. 産業用地のみへの変更
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 北部・南部地区を全て産業用地にすることは、産業・みどり・文化・生活が融合したまちづくりという目的から外れるのではと問うた。
- 市の答え
- 人口減少が見込まれる中、市街化区域に編入するためには産業系の土地利用を定める必要があったと説明した。
3. 市営バスの導入
まちづくり・交通否定的な答弁- 議員の質問
- 運転手不足でバス路線の減便・廃止が進む中、市がバスを購入し運転手を雇って市営バスを走らせるべきではと求めた。
- 市の答え
- 民間路線バスが広く運行されてきたため市営バスは運行しておらず、運転士の直接雇用も予定していない。コミュニティバスや乗合タクシーなど民間資源の活用で対応すると述べた。
4. 南市民ホールの改修・継続利用
文化・スポーツ否定的な答弁- 議員の質問
- 秦野市の事例のように工法を変えれば改修費用を抑えられるとして、南市民ホールを改修して利用を継続するよう求めた。
- 市の答え
- 類似機能を持つ施設への集約化のため廃止を決めており、改修する考えはない。代替施設の環境整備を進めると述べた。
5. 給付型奨学金の創設
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 大学の学費が高騰し学生生活が苦しくなっている中、大学・専門学校等に進学する学生向けに返済不要の給付型奨学金を新設するよう求めた。
- 市の答え
- 既存の奨学金制度(市奨学金・岩本育英奨学金)で対応しており、新たな制度の創設は考えていないと述べた。奨学生へのアンケート調査は継続して行うとした。
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
印西市のデータセンター問題や秦野市のホール改修費削減事例など具体的根拠を示した点は評価できる一方、市営バスや奨学金新設では財源の裏付けが乏しく、答弁も多くが否定的な内容にとどまった。市民生活に関わる幅広いテーマを取り上げている点は良い。
良かった点
- 印西市のデータセンター集積地における住環境悪化の実例や住民の声を根拠に問題提起した
- 秦野市のホール改修における具体的な費用削減事例(20億円から8億円)を示して提案の根拠とした
- 学費や生活費、奨学金負担額など具体的な数字を挙げて学生の実態を示した
改善できる点
- 市営バスの運行を求める際、財源については『財政的な余裕がある』との主張のみで具体的な根拠や見直す事業を示していない
- 給付型奨学金の新設を求める際、財源をどこから出すかについて触れていない
- データセンター誘致の問題点は指摘したが、産業用地化そのものに代わる具体的な土地利用案は示していない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた