一般質問2025年6月26日令和7年 6月定例会議
STEAM教育と単身高齢者支援を問う
西田 悠人 議員(自由民主党相模原市議団)
子育て・教育医療・福祉まちづくり・交通
まとめ
学校教育と高齢者福祉をテーマに質問。STEAM教育や寄贈された機材の活用拡充、プログラミング教育の研修体制について問い、市は検討を進めると答えた。また増え続ける単身高齢者の住まい確保や見守り、身寄りのない人へのガイドライン、駐車場規制緩和、高齢者スポーツの支援も取り上げたが、市の答弁の多くは検討・研究にとどまった。
質問と答え
1. STEAM教育の推進状況
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- STEAM教育の成果や、弥栄中学校に寄贈された機材を今後どう市内全体に広げるかを問うた
- 市の答え
- 各教科でSTEAM教育の要素を取り入れていると説明し、弥栄中の活用状況を見ながら今後検討すると答えた
2. プログラミング教育の研修体制
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 教員ごとに指導力の差があるとして、研修やICT支援員の拡充を求めた
- 市の答え
- 研修は年9〜10回実施し、ICT支援員も派遣中。事例集を新たに作り教員の理解を深めると説明した
3. 機材拡充とドローン導入
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 弥栄中以外の学校でレゴなどの機材が不足しているとして拡充やドローン導入を求めた
- 市の答え
- レゴや3Dプリンターは効果的な教材、ドローンも探究心を高めると認識を示したが導入の約束はなかった
4. 単身高齢者の増加と住まい確保
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 増え続ける単身高齢者の住まい確保や、身寄りのない人向けの支援ガイドライン策定を求めた
- 市の答え
- 世帯数は令和22年に約3万8千世帯へ増加する見込みで、セーフティネット住宅の普及等に取り組むと答えたが、ガイドラインは検討段階
5. 見守り・緊急通報サービスの拡充
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 孤独死対策として緊急通報サービスのランニングコスト助成や民間の定期連絡サービスへの助成を求めた
- 市の答え
- サービス内容や他市事例を調査研究すると答えた
6. 駐車場付置義務条例の規制緩和
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 30年以上前の条例で高齢者・学生向け住宅にも駐車場設置が義務付けられており、実情に合わせた規制緩和を求めた
- 市の答え
- 既存マンションは規制緩和を検討中で、新築についてもエビデンスを確認しながら検討すべきと答えた
7. 高齢者スポーツの健康増進支援
医療・福祉否定的な答弁- 議員の質問
- パークゴルフなど高齢者に人気のスポーツを市の健康増進事業として支援することを求めた
- 市の答え
- 市が直接運営することは他競技との公平性から難しいと答えた
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他都市の具体的事例(ガイドラインや駐車場条例見直し)を多数引用し、根拠に基づいた建設的な提案をしている点は評価できる。一方、研修拡充や予算確保、サービス助成など財源を示さず支出増を求める項目が複数あり、答弁も多くが「検討・研究」止まりで具体的な前進は限定的だった。
良かった点
- 魚沼市のガイドラインや横浜市・塩竃市の駐車場条例見直しなど、他自治体の具体的な事例を多数引用して根拠を示した
- 身寄りのない高齢者支援のガイドライン策定や、用途に応じた駐車場規制緩和など、批判に終わらず代替案を示した
- 弥栄中学校や高齢者向け民間アパートを実際に視察し、現場の実態を踏まえて質問を組み立てた
改善できる点
- ICT支援員の増員、研修拡充、予算確保、緊急通報サービスの助成拡大など、財源をどこから確保するかを示さずに支出増を求める項目が複数あり、費用対効果の検討が不十分だった
- 多くの答弁が「検討する」「調査研究する」止まりで、具体的な約束や前進を引き出せた項目は少なかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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