一般質問2025年9月26日令和7年 9月定例会議
医療支援・子どもの健康・交通安全を問う
加藤 明徳 議員(公明党相模原市議団)
医療・福祉子育て・教育防災・安全
まとめ
加藤議員は、増える救急搬送を受け止める病院への財政支援、スマホなど長時間使用による子どもの目の病気への対策、がん治療用ウィッグ助成の対象拡大、危険な一灯点滅式信号機の安全対策について質問しました。市は、県と協力して検討を進める、学校で注意喚起しているなどと答えましたが、新しい具体的な支援の約束は少なめでした。
質問と答え
1. 救急医療体制と病院支援
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 高齢化で増える救急搬送に対応するため、負担の大きい地域の病院への財政支援を充実すべきと求めた
- 市の答え
- 県と協調して体制を維持し、実態を踏まえた医療体制を検討する、国・県にも支援を働きかけるとした
2. デジタル機器長時間使用と内斜視
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- スマホなどの長時間使用で子どもの目の病気(内斜視)が増えていることを指摘し、学校・家庭での対応を求めた
- 市の答え
- 学校では適切な使用時間を指導し、保健だよりで健康被害の可能性を伝えているとの現状を説明した
3. アピアランスケア対象拡大
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- がん治療用ウィッグ等の助成を、がん以外の病気・けがや義眼にも広げるべきと求めた
- 市の答え
- 対象拡大には範囲や審査方法、財源確保などの課題があり、検討が必要との答弁だった
4. 信号機の老朽化と一灯点滅式信号機
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 老朽化した信号機や、危険とされる一灯点滅式信号機の現状を把握し、安全対策を強化すべきと求めた
- 市の答え
- 信号機の管理は県警察が行っており、市は県警察と協議しながらカラー舗装などの安全対策を実施していくと答えた
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
救急医療の搬送数や国の調査データ、他都市事例など根拠は豊富に示されている。一方、病院への財政支援拡充やアピアランスケアの対象拡大を求める際、財源の確保策には触れておらず、答弁も「検討」「研究」「注視」にとどまる項目が多く、具体的な前進は限られた。
良かった点
- 救急搬送数(相模原病院6,203人、相模原協同病院8,230人)など具体的な数字を基に質問している
- 片目失明者の義眼や内斜視など、見過ごされやすい課題を取り上げ、他自治体(川崎市)の事例も示している
- 一灯点滅式信号機の交差点を実際に現地確認し、カーブミラーの向きなど具体的な問題点を指摘している
改善できる点
- アピアランスケアの対象拡大や病院への財政支援拡充を求める際、どこから財源を確保するかの提案がなく、東京都の300億円規模の支援と比較するだけで市の財政状況を踏まえた案は示されなかった
- 答弁の多くが「検討してまいります」「状況を確認してまいります」にとどまり、具体的な約束を引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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