一般質問2025年9月25日令和7年 9月定例会議
ごみ処分場・学校跡地・消防署・校舎改修を問う
山口 恒 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
環境子育て・教育防災・安全
まとめ
山口議員は、麻溝地区の最終処分場の延命化と地域振興策、もえぎ台小学校跡地の使い方、相武台消防署の移転先、学校校舎の老朽化対策について質問しました。市は「対話を続ける」「検討する」と答えましたが、処分場を最後にするかどうかや消防署の移転時期など、具体的な約束は少なかったです。
質問と答え
1. 最終処分場の延命化と地域要望
環境検討・研究する- 議員の質問
- 45年以上負担をかけてきた麻溝地区の処分場を長く使うための取組強化と、次期処分場を最後にすること、地域振興策の具体化、近隣自治体との広域連携を求めた。
- 市の答え
- プラスチック分別回収や焼却残渣からの金属回収で延命化を進める。地域とは検討会議やワーキンググループで対話を続け、県にも広域連携を要望した。
2. もえぎ台小学校跡地の活用
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 跡地の地域活用エリアへの住民意見の反映方法や、行政活用エリアで消防署と保育園を同じ敷地に置くことへの懸念、総合病院やフリースクール誘致の可能性を尋ねた。
- 市の答え
- 地域の意見は対話しながら実現可能性を検討する。消防・保育園の配置は未決定で施設特性を踏まえ検討する。フリースクール等の誘致は現時点で考えていない。
3. 相武台消防分署の移転先
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 救命率は到着の遅れで下がるとして、住宅地のもえぎ台小学校跡地ではなく、幹線道路の村富線沿いに消防分署を整備するよう最優先での判断を求めた。
- 市の答え
- 区画整理事業の仮換地指定を受けた時点で移転先が決まるとの説明があり、村富線沿いにする確約はなかった。
4. 学校校舎の老朽化対策とトイレ清掃
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 雨漏りや壁の劣化が続く校舎に対し、修繕専門班の設置や職員増員、来年度予算への反映、トイレの業者清掃頻度の増加を求めた。
- 市の答え
- 応援職員の配置や業務委託で対応するとしたが、専門班設置や増員、来年度予算の内容は示されなかった。トイレは便器コーティングの効果を検証していくとした。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
出場件数3215件や洋式化率64.1%など具体的数字を多く示し、多摩地域の例や修繕専門班など建設的な提案も複数あった。一方で答弁は「検討する」「対話を続ける」止まりが多く前向きな約束は少ない。校舎改修予算増額やトイレ清掃頻度増加を求める際に財源への言及がなかった点も見られた。
良かった点
- 出場件数や洋式化率など具体的な数字を根拠に質問を組み立てている
- 多摩地域の広域連携事例を引き、本市にも応用できないか提案している
- 消防署と保育園の併設リスクを指摘し、跡地利用と消防力強化を分離する代替案を示している
改善できる点
- 校舎改修予算の増額や業者清掃頻度の増加を求める際、どの財源を使うか・費用対効果について触れていない
- 次期処分場を『最後にする』よう求めたが、その場合の代替手段(さらなる減量化の数値目標など)の具体的な道筋は示されていない
- 答弁の多くが『検討する』止まりで、具体的な期限や数値目標を引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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