一般質問2025年9月24日令和7年 9月定例会議
主権者教育・住環境・親権制度について問う
子育て・教育まちづくり・交通人権・市民活動
まとめ
若者の政治参加を促す主権者教育、相模大野駅周辺の住宅地の質向上や公民連携、翠ヶ丘線の道路安全、離婚後の親権・養育の相談体制について質問。市は主権者教育をこども・若者未来局中心に進めると約束し、住宅地は用途地域見直しで容積率緩和を進めるとした。翠ヶ丘線は用地取得交渉中、親権相談は環境づくりに努めると答弁した。
質問と答え
1. 若者の主権者教育
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- ジュニアハイスクール議会など若者向けの取組を評価しつつ、小中学生だけでなく20代までを対象に、体系的な主権者教育プログラムをどの部署が中心になって進めるべきか問うた。
- 市の答え
- 市長・教育長はジュニアハイスクール議会を有意義な取組と評価し、再質問でこども・若者未来局が中心となって関係部局と連携し体系的に進めると明言した。
2. 相模大野駅周辺住宅地の質向上
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 相模大野駅周辺は地価が市内で最も上昇し人気が高まっているが、まとまった土地が少ないため、住宅地の質を高める取組や用途地域の見直しが必要ではないかと問うた。
- 市の答え
- 市は地区計画や建築協定、景観誘導指針などで住環境の質向上を図っており、昨年策定した用途地域見直し方針で、地区計画を定めれば容積率を緩和する方針だと答えた。
3. 公園・市有地を生かした公民連携のまちづくり
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 木もれびの森周辺を生かした「パークサイド型住宅地」や、他市の公民連携事例を参考にした市有地活用のモデルづくりを提案した。
- 市の答え
- パークサイド型住宅地は魅力ある住環境づくりに資すると考えるが、市有地を使った住宅地整備の検討は現在行っておらず、伊勢丹跡地での公共歩廊整備などの事例を参考に今後取り組むとした。
4. 翠ヶ丘線の狭隘区間と大型車対策
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 市道翠ヶ丘の狭い区間は安全上の課題があり、下水道管の移設も絡んで拡幅が進んでいない。また交差点整備後に大型車の誤進入が起きており対策が必要だと指摘した。
- 市の答え
- 市は道路幅3.6mの区間に安全上の課題があると認め、下水道管理と道路拡幅のため地権者と用地取得交渉を進めていると答弁。大型車対策は看板増設や座間市・警察との協議を進めるとした。
5. 離婚後の親権・養育をめぐる相談と周知
人権・市民活動現状の説明のみ- 議員の質問
- 離婚後に子供が一方的に連れ去られ親子が断絶する相談が実際に寄せられているとして、相談しやすい環境づくりと、2026年施行予定の共同親権制度の分かりやすい周知を求めた。
- 市の答え
- 市は匿名・個別スペースでの相談対応やプライバシー配慮に努めるとし、共同親権については国が制度の詳細を示した後、離婚届と併せてパンフレットで周知すると答えた。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
新城市の若者議会や南町田グランベリーパークなど他都市事例、地価公示価格、道路幅員3.6m、下水道管径などの具体的数字を示し、建設的な提案も多い点は評価できる。一方、住宅地整備や公園・道路整備、用地取得など支出を伴う提案が並ぶ割に財源や費用対効果への言及がほとんどなく、答弁も「検討」「協議」止まりの項目が多い。
良かった点
- 新城市の若者議会や南町田グランベリーパークなど具体的な他都市事例を挙げて建設的に提案している
- 地価公示価格、道路幅員、下水道管径、緑地面積など具体的数字を根拠に問題提起している
- 再質問で主権者教育の担当部局を追及し、こども・若者未来局中心という具体的な答弁を引き出した
改善できる点
- 住宅地整備、公園との一体整備、道路拡幅や用地取得など支出を伴う提案が多いが、財源確保策や費用対効果についてほとんど触れていない
- 親権相談体制の充実や周知強化を求めているが、新たな体制整備に伴うコストについて言及がない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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