一般質問2025年9月24日令和7年 9月定例会議
光が丘の学校跡地と銀河アリーナを問う
西田 悠人 議員(自由民主党相模原市議団)
まちづくり・交通防災・安全医療・福祉文化・スポーツ
まとめ
西田議員は、閉校する並木小学校の跡地活用と避難所機能の確保、終末期の医療・ケアを事前に話し合う「人生会議」の普及、廃止が決まった銀河アリーナに代わる新アイススケート場の整備について市の考えを聞いた。市は多くの点で「検討中」と答え、新施設が令和9年の廃止に間に合うかなど具体的な見通しは示されなかった。
質問と答え
1. 並木小学校跡施設の活用
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 閉校まで1年半となった並木小学校の跡地活用の検討状況と、地域への説明時期を問うた。
- 市の答え
- 教育機能や避難所機能を含めた活用方針を本年度中にまとめ、地域と対話を行うと答えた。
2. 避難所機能の確保
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 並木小・青葉小閉校後も避難所機能を維持すること、特に青葉小の複合施設工事中3年間の代替避難所確保を求めた。
- 市の答え
- 周辺の公共施設を代替施設として検討し、地域にはできるだけ速やかに示すと答えた。
3. 人生会議(ACP)の普及
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 終末期医療の希望を事前に話し合う人生会議の普及推進と、横浜市の「もしも手帳」のような分かりやすいツール導入を求めた。
- 市の答え
- 講演会やリーフレット、既存の連絡帳・ガイドで意思表示を支援しており、今後も周知を続けると答えた。
4. 新アイススケート場の整備スケジュール
文化・スポーツ否定的な答弁- 議員の質問
- 銀河アリーナ廃止(令和9年3月)に合わせて新施設を開設できるよう、候補地と具体的スケジュールを示すこと、間に合わない場合は既存施設の延長を求めた。
- 市の答え
- 候補地の課題整理を進め早期に示すとしたが、契約から開設まで約3年半かかる事例もあり、延長は老朽化で多額の支出が見込まれ課題があると答えた。
5. トレーニング室と建物の扱い
文化・スポーツ否定的な答弁- 議員の質問
- 銀河アリーナのトレーニング室の継続利用と、アイススケート場廃止後の建物全体の方針(解体か継続利用か)を問うた。
- 市の答え
- トレーニング室は老朽化で継続利用は難しく他施設を案内する、建物全体は引き続き庁内で検討すると答えた。
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
他都市事例や数字(ACPで約7割が意思決定不能、横浜市のもしも手帳、民間ヒアリングの候補地順位など)を示し具体性は高い。一方、新スケート場整備や人生会議普及の拡充を求める際に財源への言及が少なく、答弁も「検討中」「速やかに示す」段階にとどまり、具体的な前進は限定的だった。
良かった点
- 並木小学校跡施設や避難所、新アイススケート場候補地について、他都市事例や調査データを交えた具体的な質問を行った
- 避難所空白期間の周知時期や代替施設確保など、市民の防災面の不安に直結する課題を具体的に指摘した
- 人生会議の普及について、横浜市の「もしも手帳」のような分かりやすいツールを提案し、単なる要望にとどまらない代替案を示した
改善できる点
- 新アイススケート場の整備や人生会議の普及拡充を求める際、財源や既存事業の見直しなど費用面への言及がほとんどなかった
- 多くの項目で「検討状況」や「見解」を問うにとどまり、市から具体的な期限や数値目標を引き出すまでには至らなかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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