代表質問2025年9月2日令和7年 9月定例会議
戦後80年から市政全般まで幅広く問う代表質問
中村 昌治 議員(自由民主党相模原市議団)
人権・市民活動行財政・市役所改革医療・福祉子育て・教育まちづくり・交通防災・安全その他文化・スポーツ
まとめ
自民党市議団を代表して、戦後80年への思いから決算、子育て・教育、まちづくり、防災、医療など市政のほぼ全分野について質問しました。市長や教育長は、学校の冷房を2028年夏までに整備する方針や児童クラブを小6まで広げる方針など、いくつか前向きな答えを示しましたが、医療費の無償化や二次救急への支援拡大などは「検討する」という答えにとどまりました。
質問と答え
1. 戦後80年と戦没者遺族会支援
人権・市民活動前向きな答弁- 議員の質問
- 戦後80年を迎えた市長の思いと、会員減少が進む戦没者遺族会への支援の必要性を問いました。
- 市の答え
- 平和の記憶を継承する事業を進め、若い世代の参加を促すなど遺族会と共に取り組むと答えました。
2. 決算総括と財政指標
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- 令和6年度決算の評価、経常収支比率上昇の要因、投資的経費の今後の確保方針を問いました。
- 市の答え
- 物価高や退職手当増が比率上昇の要因とし、市債も活用しながら投資的経費を確保していくと答えました。
3. 小児医療費助成の無償化
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 高校生世代までの医療費無償化に他市が動く中、本市もかじを切るべきと求めました。
- 市の答え
- 制度は評価されているが、持続可能性を考え国や近隣市の動向を見て検討するとしました。
4. 中学校給食の全員喫食
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 南部給食センター用地で想定外の埋設物が見つかり、提供開始時期への影響を問いました。
- 市の答え
- 用地引渡し時期が未定でPFI事業者との具体的協議はまだ行っていないと説明しました。
5. 児童クラブの拡充と民間連携
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 待機児童が1.5倍に増えた状況や、公営と民間の育成料の差、対象学年拡大への対応を問いました。
- 市の答え
- 小6までの受入れを段階的に拡大する方針を示し、民間への補助見直しも進めるとしました。
6. 公立保育所の役割
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 少子化が進む地区で公立園が私立園の経営を圧迫しないか、各地区1園の方針を見直すか問いました。
- 市の答え
- セーフティーネットの役割や地域バランス、私立園の状況を踏まえ適正配置を検討すると答えました。
7. 学校空調設備の早期整備
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 屋内運動場や特別教室への空調整備を早期に完了させる根拠や事業者の確保策を問いました。
- 市の答え
- 令和10年夏までの整備完了を目指し、直営とリースを組み合わせて通年で工事を進めると答えました。
8. リニア駅・相模原駅周辺のまちづくり
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- リニア駅地下空間の活用、駅前交通広場、相模原駅の連続立体交差化の進め方を問いました。
- 市の答え
- 地下空間活用や立体交差化は検討中とし、交通広場は令和15年度末完成予定と示しました。
9. 下水道工事死亡事故後の安全対策
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 作業員2名が死亡した事故から1年を前に、再発防止の取組状況と現場作業員への研修参加を問いました。
- 市の答え
- 安全対策報告書の策定や講習会を実施し、事故1年を機に現場作業員も含む勉強会を開くと答えました。
10. いわゆるごみ屋敷への対応
その他現状の説明のみ- 議員の質問
- 市内9件のごみ屋敷事例を踏まえ、八王子市のような条例整備や福祉部門中心の庁内連携を求めました。
- 市の答え
- 既存の廃棄物条例や重層的支援会議を活用して対応するとし、新条例については明確な方針は示しませんでした。
11. 救急医療を守るための支援
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 医師の働き方改革に伴う病院経営の圧迫や、平成18年から変わらない二次救急委託費の見直しを求めました。
- 市の答え
- 市病院協会と実情を把握しながら、実態を踏まえた二次救急医療体制を検討すると答えました。
12. 本市の英語教育
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 指定都市16位という調査結果を踏まえ、英語教育の今後の方向性について教育長の考えを問いました。
- 市の答え
- 外国人指導助手の活用などでコミュニケーション能力の育成に努めたいと述べました。
13. アイススケート場整備の方針
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 市民アンケート結果を踏まえ、公設民営によるスケート場整備の検討状況を問いました。
- 市の答え
- 候補地を対象に利用団体の意見を聴きながら、事業手法や施設規模の課題整理を行っていると答えました。
質問の評価
4.0とても良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他都市の事例や統計を多用し根拠は豊富で、投資的経費の前倒しなど財源を意識した提案もある一方、小児医療費の高校生無償化は財源を示さず要望しており、全体として具体性と提案力は高いが費用対効果の検討はやや甘い。広範なテーマで前向きな答弁も複数引き出した。
良かった点
- 学校空調の令和10年夏完了目標や児童クラブの小6までの拡大方針など、具体的な前向き答弁を複数引き出した
- さいたま市・八王子市・横須賀市など他都市の事例や統計データを多数示し、具体性のある質問になっている
- 投資的経費の前倒しや市債活用、企業版ふるさと納税の周知強化など、財源確保を意識した提案も一部で行っている
改善できる点
- 小児医療費助成の高校生までの無償化を求めているが、どこから財源を確保するかには触れていない
- 通告項目が非常に多岐にわたり、一つ一つのテーマを深く掘り下げる時間が限られている
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果4.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた