一般質問2025年12月19日令和7年 12月定例会議
市職員の待遇、北口のにぎわい施設、鉄道、介護を問う
森 繁之 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
行財政・市役所改革まちづくり・交通医療・福祉
まとめ
森繁之議員が、市職員の退職者増加や待遇改善、相模原駅北口へのテーマパーク・アリーナ誘致、相模線など鉄道の利便性向上、介護報酬やケアマネジャー不足について質問した。市は退職者増加や職員満足度の低さを認め改善に取り組むと答え、北口のにぎわい施設誘致には「積極的に取り組む」と答弁。鉄道や介護分野では国や事業者への要望を続ける姿勢が中心だった。
質問と答え
1. 市職員の退職増加と待遇改善
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 普通退職者が年々増え(88→108→128人)、ラスパイレス指数や職員満足度も低い現状を踏まえ、負担軽減策やキャリアアップ、職場環境の改善を求めた。
- 市の答え
- 転職理由が45%と最多で、休暇制度や専任職の見直し、庁内公募の拡充などに取り組むと説明したが、具体的な制度変更は示されなかった。
2. 北口のテーマパーク・アリーナ誘致
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 相模原駅北口にキッザニアのような子供向け施設やアリーナを誘致するため、市が目指す姿を具体的に示し、民間に積極的に働きかけるべきと求めた。
- 市の答え
- 民間提案募集で子供向け施設の提案があったことを踏まえ、今後民間事業者へのヒアリングを通じて誘致に取り組む。アリーナも含め「積極的に取り組んでまいります」と答弁した。
3. 相模線・横浜線の利便性向上
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 相模線の複線化や行き違い施設整備、相鉄線への乗り入れ、横浜線淵野辺駅への快速停車・通勤快速の新設を鉄道事業者へ強く求めるよう要請した。
- 市の答え
- 複線化は長期的検討課題、行き違い施設整備は有効と認識。相鉄乗り入れは複線化が前提。淵野辺駅は乗降客数が20駅中8位であることを踏まえ、引き続きJR東日本に要望すると答えた。
4. 介護報酬・ケアマネジャー・地域区分
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 訪問介護の報酬減やケアマネジャーの人材不足、近隣市より低い地域区分指数による賃金格差の改善を国へ強く働きかけるよう求めた。
- 市の答え
- 介護報酬改善や、ケアマネジャーを処遇改善加算の対象にすることを国へ要望すると答弁。地域区分の均衡の必要性も認めたが、具体的な改善時期は示さなかった。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
退職者数やラスパイレス指数、エンゲージメントサーベイ、淵野辺駅乗降客数、地域区分指数など数字や他都市事例を多く用いて具体性があり、幅広いテーマで市民生活に関わる質問をしている。一方、職員の待遇改善などで財源への言及がなく、答弁の多くも「要望・検討する」止まりで具体的な成果には乏しい。
良かった点
- 退職者数の推移やラスパイレス指数、エンゲージメントサーベイの数値などを具体的に示して現状分析を求めている
- 長崎や船橋のアリーナ併設事例、キッザニアなど他都市・民間の具体例を挙げて建設的な提案をしている
- 市職員の働き方、まちづくり、鉄道、介護という市民生活の複数の重要テーマを幅広く取り上げている
改善できる点
- 職員の休暇制度拡充や職場環境改善を求める項目で、必要な財源や既存事業の見直しについての言及がない
- アリーナ・テーマパーク誘致以外の多くの項目で、答弁が『要望する』『検討する』にとどまり、具体的な約束を引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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