一般質問2025年12月19日令和7年 12月定例会議
5歳児健診から駐車場まで幅広く質問
大沢 洋子 議員(立憲民主党)
子育て・教育医療・福祉人権・市民活動行財政・市役所改革
まとめ
大沢議員は、子どもの発達を早く見つける5歳児健診の実施や、認知症を予防するための周知方法、AIを使った高齢者の見守り、市民後見人の負担軽減、自治会や地域の仕組み、市役所駐車場の料金などについて質問しました。市は5歳児健診を来年度実施する方向で検討しており、商業施設での認知症イベントも広げると答えました。一方、冊子の全戸配布や新しい地域組織づくりは行わない考えを示しました。
質問と答え
1. 5歳児健康診査の実施
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 5歳は発達の特徴が分かりやすくなる時期なので、発達の遅れなどを早く見つけて支援につなげるため、市でも5歳児健診を始めるべきだと求めた。
- 市の答え
- 来年度実施を検討中。全員に質問用紙で調査し、必要な子は医療機関や発達支援センターなどにつなげて支援する。
2. 認知症冊子の全戸配布
医療・福祉否定的な答弁- 議員の質問
- 認知症になりやすい肥満・糖尿病・高血圧などの情報をまとめた市の冊子を、関心の薄い人にも届くよう全戸配布すべきだと求めた。
- 市の答え
- 全戸配布は行わないが、ホームページや広報、二次元コードなどで引き続き広く知らせていく。
3. 商業施設での認知症イベント
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- スーパーなど人が多く集まる場所でVR体験や相談会を開けば、関心のない人にも効果的に知ってもらえると提案した。
- 市の答え
- 有効な取組と考え、認知症の見え方を体験できるAR機器などを使い、商業施設でのイベントを広げていく。
4. AIによるフレイル検知
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 電気の使い方をAIで分析し、一人暮らし高齢者の体の衰え(フレイル)を早く見つける仕組みを導入すべきだと求めた(意見・要望)。
- 市の答え
- 同居者がいる場合は分析できないことや判定の精度に課題があるため、他市の状況を引き続き見ていく。
5. 後見人の保存文書の負担
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 市民後見人が亡くなった後、家族が5年間文書を保存し続けるのは負担が大きいので改善してほしいと求めた。
- 市の答え
- 家族の負担が軽くなるよう、相談先として「さがみはら成年後見・あんしんセンター」を案内していると説明した。
6. 市民後見人の複数受任
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 市民後見人が受け持つ件数を増やすため、他市のように複数人で一人を担当する「複数受任」を進めてほしいと求めた。
- 市の答え
- 複数受任の実績はまだないが、昨年度作ったガイドラインを活用し、件数を増やすよう取り組んでいく。
7. 自治会向けニュースレター
人権・市民活動前向きな答弁- 議員の質問
- 自治会長向けのお便りが知られていないので、他の自治会の工夫を紹介するなどして活用を広げてほしいと求めた。
- 市の答え
- 自治会運営の工夫などを紹介し、今後も内容を充実させるとともに、ホームページにも掲載して活用を広げると答えた。
8. 地域運営組織の新設
人権・市民活動否定的な答弁- 議員の質問
- 自治会加入率が下がる中、自治会を支える新しい仕組み「地域運営組織」を作り、小さな地域課題も話し合えるようにすべきだと求めた。
- 市の答え
- 市には似た仕組みの「まちづくり会議」が22地区にあり、今後もこの会議を中心に地域づくりを支援していくと答えた。
9. 駐車場の利用・渋滞状況
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 市役所周辺駐車場の1日あたりの利用台数と、入口が混んで渋滞した日数を尋ねた。
- 市の答え
- 第1〜3駐車場の平均利用台数を回答し、入庫に10分以上かかった渋滞は4〜11月で22日、月平均約3日あったと説明した。
10. 駐車場料金の30分単位化
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 無料時間を過ぎると1時間単位で料金がかかる仕組みを、利用者の実感に合わせて30分単位に変えるべきだと求めた。
- 市の答え
- 利便性向上につながるが、事業者との契約やシステム改修費など整理すべき課題があると説明した。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他都市の事例や具体的数字を多く示し提案も建設的だったが、冊子全戸配布など支出を伴う要望で財源への言及が薄く、答弁も多くが「検討・研究」止まりだった。
良かった点
- 横須賀市・松本市・鳥羽市・豊田市など他市の事例を具体的に引用し、根拠を持って質問を組み立てていた
- 駐車場の30分単位化やまちづくり会議への部会設置など、現状への批判だけでなく代わりの案を複数示していた
- 5歳児健診の具体的な実施方法や支援先まで再質問で確認し、支援体制を明確にさせた
改善できる点
- 認知症冊子の全戸配布を求める際、印刷・配布にかかる費用や財源の見直しについて触れておらず、コスト面の検討が不足していた
- AIフレイル検知の導入要望でも、委託費用や既存事業(民生委員活動)との費用比較など財政負担への言及がなかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた