一般質問2026年6月29日令和8年 6月定例会議
ごみ集積所の環境改善と介護人材確保を問う
谷川 ヒロシ 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
環境医療・福祉
まとめ
ごみ集積所のカラス・猫被害対策としての戸別収集や折り畳み式収集ボックスの導入、介護職員の給与に影響する報酬の地域格差、訪問介護職員の駐車場不足について質問した。市は、戸別収集は審議会で9月に答申予定、収集ボックスは試行導入を検討、介護報酬の格差は人材流出要因と認め国へ要望を続けるが市独自の特例適用は条件を満たさないと答え、駐車場確保は今後研究すると答えた。
質問と答え
1. 戸別収集の検討状況
環境検討・研究する- 議員の質問
- 高齢化や集積所管理の負担を踏まえ、市内全域での戸別収集を将来的に目指すのか、検討の進み具合を尋ねた
- 市の答え
- 審議会で議論中で、メリット(責任明確化・負担軽減)と課題(車両・人員増、CO2増)を整理しており、今年9月の答申後に導入可否を検討すると答えた
2. 折り畳み式ごみ収集ボックスの試行導入
環境前向きな答弁- 議員の質問
- カラス・猫対策として他市で使われている折り畳み式ごみ収集ボックスを、モデル地区で試行導入し、自治会と協働して検証すべきと提案した
- 市の答え
- 道路上の安全面などの条件を整理した上で、試行的な実証運用を含めた具体的手法を検討し、地域と連携して進めると答えた
3. 介護報酬の地域区分見直し
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 相模原市は近隣の町田市・八王子市より介護報酬の等級が低く、人材流出や賃金格差が生じているとして、実態調査や特例制度の適用検証を求めた
- 市の答え
- 地域区分の差が職員給与や人材流出の一因と認識しているが、拡充された特例制度の適用条件は満たしておらず、引き続き国へ要望すると答えた
4. 訪問介護の駐車環境改善
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 訪問介護員が利用者宅周辺で駐車場所を確保できない課題について、横山地区の地域ぐるみの駐車場確保の取組を全市展開できないか尋ねた
- 市の答え
- 駐車確保に課題があると認識しており、関係団体との意見交換で実態把握に努め、横山地区の結果や他自治体の例を参考に研究すると答えた
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他市の調査事例や具体的な地区データを示し、モデル地区での試行など建設的な提案もあったが、折り畳み式ボックスの導入や介護支援策について財源や費用負担への言及がなく、答弁も「検討・研究」止まりの項目が多かった。
良かった点
- 川口市のアンケート調査結果や藤沢市・東京都の要望事例、横山Kizunaパーキングなど具体的な他地域の取組を根拠に挙げている
- ごみ収集ボックスの試行導入を自治会との協働で進める、横山地区の駐車場モデルを全市展開するなど、次につながる具体的な提案をしている
- ごみ出し環境の改善や介護人材の確保という、市民の暮らしと将来の福祉体制に直結するテーマを丁寧に掘り下げている
改善できる点
- 折り畳み式ごみ収集ボックスの試行導入や自治会支援の拡充を求める際、必要な費用やその財源について触れていない
- 訪問介護の駐車場確保支援や実態調査の実施を求めているが、公共施設駐車場活用等にかかるコストや財源の考え方が示されていない
- 介護報酬の地域区分見直しは国への要望に留まり、市独自でできる財源的な対応策までは具体化していない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
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