一般質問2025年12月18日令和7年 12月定例会議
自治会・公園・在宅ターミナルケアの支援策を問う
岡本 浩三 議員(公明党相模原市議団)
人権・市民活動まちづくり・交通医療・福祉
まとめ
自治会の会員減少や解散時の支援、公園の老朽化とトイレの防犯・バリアフリー対策、在宅で最期を迎える人を支える訪問介護・看護や人生会議の普及について質問した。市は現状の取組を説明し、トイレ改修や支援策の見直しは今後検討すると答えたが、多くは現状説明や検討段階にとどまった。
質問と答え
1. 自治会支援の充実
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- 自治会の会員減少や担い手不足、解散時の手続支援、防災資機材・倉庫の拡充、自治会未加入者も含めた防災活動の推進について、市の考えと支援策を尋ねた。
- 市の答え
- 市は自治会を地域の安全安心に不可欠なパートナーと位置づけ、奨励金や防犯カメラ補助などの支援を行い、今後も支援策の見直し・拡充を検討すると答えた。公園の防災倉庫の設置基準は現時点で見直す予定はないとした。
2. 公園の維持管理とトイレ改修
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 公園の役割や老朽化対策、横山公園のトイレの防犯・バリアフリー上の課題、地下埋設管の維持管理、防災機能の整備状況について質問した。
- 市の答え
- 市は健全度調査に基づき計画的に補修・更新を進めており、横山公園のトイレについては構造を確認し改善策を検討すると答えた。公園トイレ全体も調査結果を踏まえて改修を検討するとした。
3. 在宅ターミナルケアの体制強化
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 自宅で最期を迎える人が増える中、訪問介護・看護の人材不足や24時間対応サービスの活用、人生会議の普及状況について市の現状と取組を尋ねた。
- 市の答え
- 市は訪問介護・看護事業所への補助や人材確保研修を行い、若年がん患者への助成制度も設けていると説明。人生会議はカードゲーム等を使い普及啓発を進めていると答えた。
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
人口統計や事業所数など具体的データを多く示し、横山公園の実例など現地に根ざした指摘は評価できる。一方で財源や予算の工夫についての言及がほとんどなく、改修・補助拡充の要望が多いのに財源の考え方が示されていない。答弁も多くが「検討」「調査」止まりで、具体的な代替案の提示も限られる。
良かった点
- 人口動態統計や事業所数、人材不足率(66.4%)など具体的な数字を根拠に質問している
- 横山公園のトイレの高さ(約1.8m)やマンホールの浮き出しなど、現地確認に基づく具体的な改善要望をしている
- 介護保険の対象外となる若年がん患者など、制度の隙間にある人への支援という細やかな視点を持っている
改善できる点
- 公園トイレの改修や防災機能整備、自治会支援の拡充を求める項目で、財源をどこから出すか、既存事業の見直しなど費用対効果の考え方が示されていない
- 多くの項目が市の現状や見解を尋ねるだけで終わり、具体的な代替案や次につながる提案が少ない
- 防災倉庫の共同利用や拠点施設の貸与などは要望止まりで、実現のための具体策や財源確保の道筋が示されていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見2.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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