一般質問2025年12月17日令和7年 12月定例会議
ごみ処分場・公園活用・学校修繕を市に迫る
山口 恒 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
環境まちづくり・交通子育て・教育
まとめ
山口議員は、ごみ処分場の次の候補地選びと地域との協働、ごみを減らしリサイクルを進める新技術の導入、公園に民間のお店などを入れて稼げる場所にするPark-PFI、そして雨漏りや壁の劣化がひどい学校の修繕を早く進めることを市に求めました。市は、溶融スラグを使った環境に優しいコンクリートの開発や焼却残渣からの金属回収設備の改良、学校予算の1.5倍増などの取り組みを説明しましたが、処分場の決定時期や公園への民間活用の具体的な実施については、まだ検討段階だと答えました。
質問と答え
1. 次期処分場と地域協働
環境検討・研究する- 議員の質問
- 麻溝地区からの要望書を最優先課題として受け止め、候補地選定と並行して地域との新たな協働モデルをつくるべきだと問いかけた。
- 市の答え
- 候補地となる地域で住民と地域振興策を話し合う場を設け、協働して取り組むとしたが、候補地の決定時期は「できるだけ早期に」との答えだった。
2. ごみ減量化と技術革新
環境前向きな答弁- 議員の質問
- AI分析やゼロウェイストなど他都市・海外の先進事例を参考に、企業と連携して革新的なリサイクルの仕組みをつくるべきだと求めた。
- 市の答え
- 焼却灰を使ったCO2排出量80%減の環境配慮コンクリートの試作品を企業と共同開発し、焼却残渣からの金属回収のための設備改良も実施したと答えた。
3. 稼げる公園へのPark-PFI導入
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 堺市などの事例を参考に、相模原麻溝公園などの広大な市立公園に収益施設を導入するPark-PFIを本格検討し、地元企業の参画枠や先行実施も行うべきだと提案した。
- 市の答え
- にぎわい創出の効果は認めつつ、基本構想を策定する予定はなく、民間事業者の参画意向など情報収集・調査研究を進めるとの答弁だった。
4. 学校の雨漏り・外壁修繕加速
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 谷口台小学校の児童が雨漏り修繕を求めて寄附した事例を挙げ、雨漏りと外壁劣化がいつまでに解消するのか、予算と人員を大幅に増やし改修スピードを上げるべきだと求めた。
- 市の答え
- 老朽化対策が完了する時期は示せないとしつつ、本年度は前年度比1.5倍の予算を確保し、屋上防水や外壁の全面修繕、民間活力の活用に取り組んでいると答えた。
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
数字や他都市事例を多く示し説得力があり、公園や学校改修で具体的な代替案も提示した点は評価できる。一方、学校改修費の「大幅な増額」や人員増を求める際に財源をどこから生み出すかの言及がなく、処分場決定時期やPark-PFI先行実施など主要な要望は「検討」止まりの答弁にとどまった。
良かった点
- ごみ処理のCO2削減率や副産物利用量、学校修繕件数、予算の政令市平均比較など具体的な数字を多数示している
- 堺市・豊田市・岡山市の公園事例や海外のゼロウェイスト事例など他都市の先進例を根拠として挙げている
- Park-PFI基本構想の作成や地元企業枠、包括発注方式の導入など、批判だけでなく具体的な代替案を複数提示している
改善できる点
- 学校施設改修費の大幅増額や人員の別枠確保を求めているが、どの事業を見直すか、財源をどこから確保するかについては触れていない
- 処分場候補地選定の決定時期についても「できるだけ早期に」との答弁にとどまり、具体的な期限を引き出せていない
- Park-PFIについても市側は情報収集・調査研究の段階にとどまり、導入の具体的な見通しは示されていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた