一般質問2025年12月17日令和7年 12月定例会議
道路整備・農業振興・子育て支援を問う
大八木 聡 議員(自由民主党相模原市議団)
まちづくり・交通農林・中山間地域子育て・教育
まとめ
大八木議員は、相原大沢線など道路整備の進み方、農業を元気にする取り組み、子育てを支える職員や保育士の働き方について質問しました。市は、道路は用地取得が済み関係機関と協議中であること、農業は新技術への支援や学校給食への地場産品活用を進める考え、子育てでは職員の勤務状況や保育士を増やす「加配」への支援状況を説明しました。多くは現状説明や今後の検討・協議にとどまる答弁でした。
質問と答え
1. 都市計画道路相原大沢線等の整備
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 相原大沢線第4工区の進み具合、交通・河川協議の課題、今後の交通協議の進め方、近接する相原宮下線の用地取得状況について質問した。
- 市の答え
- 用地取得は町田市側も含め完了し、交差点の安全対策や橋梁新設を関係機関と協議中。新交差点の交通規制は地域の意見を踏まえ慎重に進める。宮下線の用地取得率は約60%。
2. 農政・都市農業の振興
農林・中山間地域前向きな答弁- 議員の質問
- 農協の営農センター拡張への市の連携・支援、中山間地域の買物支援、都市農業振興ビジョンの10年間の成果と課題、スマート農業やアクアポニックスなど新技術への支援について質問した。
- 市の答え
- 営農センター拡張は農協と協議し可能な支援を検討。買物支援は農協と連携し現状把握に努める。ビジョンは新規就農者増などの成果と担い手減少・農地分散が課題。スマート農業は補助を継続し、アクアポニックスは周知や販路拡大、関係機関と連携したサポート体制構築に努める。
3. 子育て支援の現場と専門職
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- こども・若者未来局の専門職の時間外勤務や産休育休時の補充状況、相談LINEの利用状況、民間団体との連携、人員確保の取組、保育士の加配の必要性と人材確保策、国への配置基準改善要望について質問した。
- 市の答え
- 専門職の時間外勤務や補充人数、相談件数など現状を説明。保育士の加配には市独自の財政支援を実施し、処遇改善や研修などで人材確保に取り組むとともに、国へ配置基準の改善を要望書で提出済みと答えた。
質問の評価
2.6ふつう5点満点(5つの基準の平均)
道路・農業・子育てという市民生活に関わる3テーマを取り上げ、現場への配慮や新技術への着目など視点は幅広い。一方で、多くの項目が現状確認や「協議・検討する」止まりの答弁にとどまり、保育士加配拡充や配置基準改善の要望では財源への言及がなく、建設的な代替案提示も限定的である。
良かった点
- 道路整備、農業振興、子育て支援という市民生活に密接な3テーマを幅広く取り上げた
- 現場職員への丁寧な評価やねぎらいの言葉を交え、地域の声を踏まえた質問をしている
- アクアポニックスなど新しい農業技術に着目し、教育や福祉分野との連携可能性にも言及した
改善できる点
- 保育士の加配拡充や国への配置基準改善の要望において、財源をどこから確保するかについて言及がない
- 多くの項目が現状確認や協議・検討の要請にとどまり、具体的な代替案の提示が少ない
- 再質問で意図的に一部局への答弁を求めなかったため、提起した課題の成果検証がしづらい構成になっている
- 具体性・根拠3.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見2.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え1.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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