一般質問2025年12月17日令和7年 12月定例会議
空き家・蜂害・住宅・ワクチン・動物広場を問う
保々 富美子 議員(公明党相模原市議団)
行財政・市役所改革防災・安全まちづくり・交通医療・福祉文化・スポーツ
まとめ
公明党の保々議員が、制度の隙間にある空き家問題やスズメバチの巣への対応、障害者向け市営住宅の浴室の危険な構造、RSウイルスワクチンの対象外となる妊婦への支援、ふれあい動物広場の老朽化・暑さ対策などを質問。市は浴室改修は進めると答えたが、蜂の巣駆除事業の見直しやワクチンの助成は行わない方針を示した。
質問と答え
1. 誰一人取り残さない市政運営
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 空き家にも管理不全住宅にも当たらず、制度の枠からこぼれる市民の困り事をどうすくい上げ、市政に生かすのか。
- 市の答え
- まちかど市長室や「わたしの提案」などで市民の声を受け止め、対応可能なものは迅速に対応していく。
2. スズメバチの巣・駆除事業の見直し
防災・安全否定的な答弁- 議員の質問
- 緊急対応の判断基準を明確にすべき。また蜂の巣は誰にでも起こり得るので、過去にあった駆除事業を公平な事業として復活させるべきでは。
- 市の答え
- 緊急性は場所や大きさなどから総合的に判断する。目安は示さない。駆除事業の見直しは予定していない。所有者に連絡がつかない場合は関係部局と連携して丁寧に対応する。
3. 住まいの終活(庭じまい・空き家解体助成)
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 高齢化で管理不全の住宅が増えることを見据え、庭木整理や空き家解体の費用を助成する制度を検討すべきでは。
- 市の答え
- 空き家解体の補助は使いやすくする見直しを進めている。庭じまいの補助は考えていないが、相談窓口やチラシ、出前講座で対応している。
4. 障害者向け市営住宅の浴室改修
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 段差のある洗い場から深い浴槽に入る危険な浴室構造を、安全のために改修すべきでは。
- 市の答え
- 全ての浴室の実態を把握し、県のバリアフリー指針を踏まえて必要な改修を行っていく。
5. RSウイルスワクチンの周知と対象外妊婦への対応
医療・福祉否定的な答弁- 議員の質問
- 来年4月開始のRSウイルスワクチンを対象妊婦に漏れなく周知する方法は。制度開始前に妊娠後期となる約1700人の妊婦への救済措置(助成)を検討すべきでは。
- 市の答え
- 母子健康手帳交付時や専用アプリ、広報などで周知する。任意接種への助成は現在検討していない。
6. ふれあい動物広場の老朽化・暑熱対策・財源確保
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 施設の老朽化や猛暑によるポニー舎の暑熱対策、屋内で楽しめる施設の整備、ふるさと納税や応援ボタンなど利用者参加型の財源確保策を検討すべきでは。
- 市の答え
- 大規模な修繕は市、軽微なものは指定管理者が担う。暑熱対策は現在検討中。屋内施設の新設は場所や費用の課題がある。クラウドファンディング等は他事例を参考に調査研究する。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
具体的な相談事例や数字(持家率81%、妊婦約1700人、人件費900万円増など)を多く示し、応援ボタンやふるさと納税など財源確保の工夫も提案している。一方で庭じまい助成やワクチン救済措置など財源を示さない支出要望もあり、答弁も「検討する」止まりが多いため、中間的な評価とした。
良かった点
- 空き家相談の具体的な経緯や、持家率81%、人件費900万円増加、妊婦約1700人といった数字を根拠に質問を組み立てている
- 応援ボタン制度やふるさと納税・クラウドファンディングなど、利用者参加型でコストを抑えながら財源を確保する具体的な提案をしている
- 障害者向け市営住宅の浴室改修について、市から実態把握と改修実施という前向きな答弁を引き出した
改善できる点
- 庭じまい・空き家解体の費用助成や、RSウイルスワクチンの任意接種への助成(救済措置)を求める際に、どこから財源を確保するかの説明がない
- 蜂の巣駆除の緊急性判断基準の明確化を求めたが、市は『目安は示さない』との答弁にとどまり、議論が深まらなかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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