代表質問2025年11月28日令和7年 12月定例会議
小原の郷・津久井湖整備の財政妥当性を問う
岩井 大 議員(日本維新の会相模原市議団)
農林・中山間地域経済・産業行財政・市役所改革まちづくり・交通医療・福祉人権・市民活動
まとめ
議員は、小原の郷の改修で赤字が出る飲食事業を必須にすることや、県が手放した津久井湖観光センターを市が引き受けること、麻布大学内に動物愛護センターを作ることなどについて、本当にその費用ややり方が正しいのかを数字を示しながら問いました。市は、民間の力を生かすためや地域の魅力発信のために必要だと説明しましたが、多くは「今後検討する」という答えにとどまりました。宮上横山線の安全対策や北朝鮮人権問題の啓発事業には、具体的な取り組みが示されました。
質問と答え
1. 小原の郷の指定管理者制度
農林・中山間地域現状の説明のみ- 議員の質問
- 赤字が見込まれる飲食事業を必須とし公費で補填する制度設計の妥当性、来館者数予測の根拠、本陣改修との順序、道の駅候補地との整合性を問いました。
- 市の答え
- 民間ノウハウ活用と緑区の魅力発信のため飲食は必要。来館者数は交通量調査と他市の係数で算出。モデルは地域との合意形成プロセスと説明しました。
2. 津久井湖観光センターの移譲
経済・産業現状の説明のみ- 議員の質問
- 県が不要と判断した施設をなぜ市が引き受けるのか、財政負担の検討内容、湖月荘跡地を含めた津久井湖全体の観光戦略を問いました。
- 市の答え
- 整備費は県が全額負担し維持管理費負担も少ないため取得を判断。湖月荘跡地は今後活用方針が進んだ時点で対応すると説明しました。
3. 第3別館整備と本庁舎方針
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 本庁舎の改修・建て替え・移転の方針が決まらないまま第3別館の整備を進めることの整合性を問いました。
- 市の答え
- 本庁舎は整備手法の方向性を示した上で丁寧に検討を予定していると答えました。
4. 宮上横山線の安全対策
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 開通後に発生した事故や危険な場面、深夜の騒音被害について、現状認識と今後の具体的対策を問いました。
- 市の答え
- 路面標示の追加とカーブミラー新設を来月中に実施予定。騒音は著しいものは確認できていないが警察へ情報提供すると答えました。
5. 動物愛護センターの整備
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 麻布大学敷地内に設置する経緯や費用負担の透明性、設計の主体性、多様な関係者を含む運営体制づくりの必要性を問いました。
- 市の答え
- 市の基本計画に市の意向を反映し公の施設として位置づける。費用は透明性を持って協議し、運営協議会の必要性も検討すると答えました。
6. 北朝鮮人権侵害問題
人権・市民活動前向きな答弁- 議員の質問
- 拉致問題解決に向けた市長の認識と、啓発週間に市が行う具体的な事業内容を問いました。
- 市の答え
- 拉致問題は許されない人権侵害で早急な解決が必要と認識。パネル展やチラシ配布、青色ライト点灯などを実施すると答えました。
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
改修費や来館者数予測、過去の跡地放置事例など具体的な数字・事例を多く示し、財政負担への意識が一貫していた点は評価できる。一方で答弁の多くは既存方針の説明や「検討する」止まりで、制度見直しなど前向きな成果にはつながらなかった。
良かった点
- 改修費や維持管理費、来館者数予測など具体的な数字を根拠に質問を組み立てている
- 小原の郷・津久井湖・動物愛護センターなど複数の議案で費用対効果や将来の財政負担を一貫して追及している
- 北海道の先進事例や湖月荘跡地の過去の経緯など他の事例を比較材料として示している
改善できる点
- 問題点の指摘にとどまる項目が多く、制度改善の具体的な代替案の提示は限定的だった
- 答弁の多くが既存方針の説明や検討止まりで、具体的な前向きな約束を十分引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え4.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり4.0 / 5
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた