代表質問2025年11月27日令和7年 12月定例会議
議案から給食センターPCBまで広範に問う代表質問
榎本 揚助 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
行財政・市役所改革医療・福祉まちづくり・交通文化・スポーツ子育て・教育防災・安全経済・産業環境
まとめ
民主みらい・無所属・地域政党さがみはらの榎本議員が、市民健康文化センターや斎場、土地区画整理、小原の郷など多くの議案に加え、ごみ集積所、バス渋滞、ふるさと納税、アイススケート場整備、学校給食センターのPCB検出問題など市政全般について質問しました。市は多くの項目で「検討・研究する」と答え、土地区画整理の地権者負担軽減や特別支援学級担任への手当拡大など一部で前向きな方針も示しました。
質問と答え
1. 健康文化センター指定管理の競争性
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 長期契約となる指定管理者選定で、入札しやすくする工夫と将来の公募で不公平が生じないかを問うた。
- 市の答え
- 価格の見直しや負担範囲の調整を行い、特殊な仕様はなく将来の公募にも影響しないと説明した。
2. 市営斎場の公平な運用
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 火葬場が混む冬に市外施設を使う市民の費用負担の不公平さと、改修までの対応策を問うた。
- 市の答え
- 補助制度は情報収集中とし、改修工事中は仮設炉で予約枠を維持する方針を示した。
3. 区画整理事業の地権者対応
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 市の不正操作で清算金が生じた地権者への市長の思いと、分割納付を認める資力基準を問うた。
- 市の答え
- 市長はできる限りの負担軽減が必要と答え、分割延長は申請理由を確認して判断するとした。
4. 小原の郷リニューアルの効果
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 民間活力導入で期待する効果や評価指標、小原宿本陣との連携の考え方を問うた。
- 市の答え
- 来館者数や売上で評価し、飲食・体験で人を呼ぶ力を強化、本陣との体験連携も検討するとした。
5. 学級担任手当の拡大と教員確保
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 国基準を超え特別支援学級担任等にも手当を拡大した理由と、教員確保に向けた魅力発信を問うた。
- 市の答え
- 学級運営は協働が重要として手当対象を拡大し、体験学習等の魅力を採用活動でアピールするとした。
6. 緑地の倒木と街路樹管理
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 住宅地にある緑地の高木リスクと同種緑地の数、街路樹管理方針を決める審議会の進み具合を問うた。
- 市の答え
- 同程度の緑地は24か所あり高木は再生整備するとし、審議会は年4回中2回終了、年度内答申予定と答えた。
7. 津久井湖観光センター仮設店舗
経済・産業現状の説明のみ- 議員の質問
- 公費で整備した仮設店舗の売上の市への還元や、市民全体への効果をどう考えるか問うた。
- 市の答え
- 地元農家の販路・雇用維持やイベント開催による観光振興・集客への効果があるとした。
8. 第3別館の市民安全確保
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 道路横断が必要な第3別館整備で、市民の安全確保策と駐車場の規模を問うた。
- 市の答え
- 横断歩道整備や駐車場設置を検討するとし、台数は今後の設計で検討するとした。
9. 指定管理者制度の目的と運用
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 公衆トイレの利用時間短縮の事例を挙げ、市民サービスを優先した適切な運営をどう担保するか問うた。
- 市の答え
- 制度の目的はサービス向上とし、研修等で職員に制度の目的を周知していると説明した。
10. ごみ集積所の環境整備
環境検討・研究する- 議員の質問
- 猫やカラスによる被害対策として折り畳みごみボックスの設置検討状況や、歩道等への設置の課題を問うた。
- 市の答え
- 全市域で集積所の実態調査を行い、設置可能な場所や管理方法を検討するとした。
11. 橋本駅北口発バスの渋滞対策
まちづくり・交通否定的な答弁- 議員の質問
- 夕方30〜40分遅れる三ケ木行きバスの対策と、ルート変更の可能性を問うた。
- 市の答え
- 運転士不足やバスターミナルの容量不足で増便・ルート変更は難しいが、協議は続けるとした。
12. ふるさと納税の商品開発と活用
経済・産業検討・研究する- 議員の質問
- 企業連携による特徴ある返礼品開発や、ジビエ・保護猫事業など社会課題解決への活用を問うた。
- 市の答え
- 連携による付加価値向上に期待し、ジビエは施設整備等の課題があるため調査研究、社会課題解決も研究するとした。
13. 近隣公園の防災活用
防災・安全否定的な答弁- 議員の質問
- 近隣公園を防災拠点として活用することや、ジョギングコース整備で防災にも役立てる案を問うた。
- 市の答え
- 公園は既に避難場所等に位置づけているが、舗装整備は生物多様性等の観点から予定はないとした。
14. 入札不調の原因と対策
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- 入札不調増加の原因分析と対策、学校長寿命化工事の工期改善を問うた。
- 市の答え
- 物価高騰と技術者不足が原因とし、価格見直しや平準化、工事内容の見直しで週休2日確保を図るとした。
15. 相模原駅北口のアリーナ構想
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- アリーナ建設の規模・位置の条件や経済効果、市民の期待と民設民営のずれへの懸念を問うた。
- 市の答え
- 民間事業者へのヒアリングで条件を把握し、イベント開催による周辺経済効果が期待できるとした。
16. 不登校児童生徒への支援
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 学びの多様化学校の視察成果や本市にふさわしい学校像、地域の居場所づくりの課題を問うた。
- 市の答え
- 視察で必要性を確認し本市の実情に応じ検討を進めるとし、居場所は連携強化等の支援を検討するとした。
17. アイススケート場の整備と文化継承
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 公設民営アイススケート場の整備時期や場所、銀河アリーナ廃止を延長して文化を継承できないか問うた。
- 市の答え
- 麻溝公園内に整備することを決め、延長は費用面などを精査し検討課題とした。
18. 給食センター用地のPCB検出問題
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- PCB検出の原因と事前調査の在り方、建設地としての適切性、給食提供開始の見通しと事業者負担への対応を問うた。
- 市の答え
- 原因は調査中で建設地は他に適地なしとし、デリバリー給食を継続、事業者とは費用負担等を協議するとした。
質問の評価
3.8良い質問5点満点(5つの基準の平均)
緑地24か所やジビエ捕獲数18頭など具体的数字、岐阜市・飛騨市の他市事例を示し具体性は高い。折り畳みごみボックスや段階的ジビエ返礼品など建設的提案も多いが、斎場補助制度や学校工期改善では財源への言及が弱く、答弁も多くが検討・研究止まりだった。
良かった点
- 緑地の箇所数や不登校児童数、ジビエ捕獲数など具体的な数字を根拠に質問している
- 折り畳みごみボックスの段階的導入や親子方式の部分導入など、批判だけでなく代替案を示している
- アイススケート場延長について企業版ふるさと納税など市負担を抑える財源案を提示している
改善できる点
- 市営斎場の火葬費負担軽減のための補助制度を求めているが、財源をどこから確保するかの言及がない
- 学校施設長寿命化工事の予算確保と工期改善を求めているが、他事業の見直し等の財源案がない
- 給食センターのデリバリー給食継続に代わる親子方式等の提案で、追加コストの見通しに触れていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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