一般質問2026年3月19日令和8年 3月定例会議
高齢者ワクチン・マンション老い・通学バスを問う
後田 博美 議員(公明党相模原市議団)
医療・福祉まちづくり・交通防災・安全
まとめ
後田議員は、高齢者のコロナワクチン接種率や接種記録を管理する「成人用ワクチン手帳」、マンションの老朽化と住民高齢化という「2つの老い」への対策、大野北地区の児童がバスで通学できないかという3つのテーマを質問。市は手帳の新設は見送り、マンションは実態調査と計画改定を進め、バス通学は運転士不足や安全面の課題から調査研究にとどめると答えた。
質問と答え
1. 高齢者のコロナ接種率
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 新型コロナワクチンの接種率がどう変化しているか、見解を聞いた
- 市の答え
- 今年度の接種率は8.9%で、前年度の24.1%から減少した。感染者数が少なかったことが要因と考えている
2. 成人用ワクチン手帳
医療・福祉否定的な答弁- 議員の質問
- 高齢者が接種歴を管理できる『成人用ワクチン手帳』を発行してほしい。他市の事例や、既存の『わたしの連絡帳』への機能追加も提案した
- 市の答え
- 接種済証をすでに配っているため、手帳の新設や連絡帳への機能追加は検討していない
3. マンションの2つの老い対策
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- マンションの老朽化と住民の高齢化が進む中、改正法を踏まえてどう取り組むか、管理組合の声をどう反映するか聞いた
- 市の答え
- 市内マンションの実態調査を行い、危険なマンションには助言・指導を行う。調査結果や相談内容を踏まえて次期計画を策定する
4. 大野北地区の通学バス利用
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 児童がコミュニティバスや路線バスを通学に使えるよう、試験運行などを検討してほしいと求めた
- 市の答え
- バスの定員や運転士不足、市外バス停での見守り体制の難しさなどから、増便は難しいが運行時間やルートの見直しは協議会で検討し、バス利用自体は調査研究していく
5. 通学路の見守り・情報共有
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 通学路の危険箇所情報をどう更新・共有し、見守り体制をどう強化するか聞いた
- 市の答え
- 危険箇所マップを作成し公開、完成後2〜3年ごとに更新。スクールガード・リーダーを増員し、学校と連携して効果的な見守り配置を支援する
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
接種率の数字や横須賀市の事例、住民の要望書など根拠を示し、連絡帳活用など具体的な代替案も出した点は評価できる。一方で手帳発行・連絡帳機能追加・専管組織設立・バス増便など費用を伴う要望に財源の言及がなく、答弁も多くが検討・調査研究や否定にとどまった。
良かった点
- 接種率の数字や横須賀市の先行事例、住民からの要望書など具体的な根拠を示して質問を構成している
- ワクチン手帳について、既存の『わたしの連絡帳』への機能追加という現実的な代替案を提示した
- マンションの老朽化問題を実態調査・認定制度・体制強化まで多角的に掘り込んで質問している
改善できる点
- ワクチン手帳発行や連絡帳機能追加、マンション専管組織の設立、バスの増便など費用が発生しうる要望が複数あるが、財源や費用対効果についてほとんど触れていない
- 答弁の多くが『検討』『調査研究』や明確な否定にとどまり、具体的な前進を引き出せた項目が少ない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた